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sawadee!!紀行+


2006-09-01 今日の特撰、偉い二職種。 [長年日記]

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いやー、警察官って偉いわ。昨日、車庫証明が必要で書類をもらいに行って、大家さんにいろいろ書いてもらって今日出しに行ったのよ。でも、昨日も今日も窓口の警察官は携帯をいじってた。昨日は「あ、はいはい、車庫証明ですか?」みたいな感じだったけど、今日の窓口の人はキリがいいところまでいじってから「はいはい」みたいな感じ。文句を言うと公務員侮辱法(そんなんあるのか?)になるし、文句あるなら言うてみろってくらい堂々としてるし、正直「すごいな」と思ってしまった。
例えば自分。案がまとまらない難しい打ち合わせ中に「うーむ」と唸りながら、おもむろに携帯を取り出し「今日の晩ご飯って何?」とか個人メールを送ったりするのと同じ状況やなぁ。他の例ではバンドをやってる友達がライブ中に「明日の馬券4枠から総流しで」と演奏をやめてメールを送ってるのと同じ。そういう世の中でもいいのかもしんない。それが常識になれば。でも、「やっていい人」と「やったら謝らなあかん人」の二種類がいるってのは格差社会になっちゃうから問題だよなー。国会議員だって評判商売・人気商売やし、サラリーマンだって態度や評判が悪いとリスクを負う。おれみたいな個人事業主は、世の中から瞬殺される。何やってもリスクがないのは警察とやる気のないバイトだけって考えると、このふたつの職業は偉いよねーってなっちゃった。まったくなりたかないけど。

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JUN [どこかの国みたい。うちはこの前モンゴルでJEEPを運ちゃん付きでチャーターして、真夜中次の町まで急いで走ってたん。そ..]

jun [フリー業はリスクがあるからドキドキして快感になるんだろうな。 わがままな警官が多すぎる。 仕事の意味知ってるかい..]

uracci [金曜日に書類を出したんだけど、3営業日後だから 水曜日なんだよな…。 調査やら何やらがあってその日数なんだろうけど、..]


2006-09-02 サーバーと契約してみた [長年日記]

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やっぱフリーランスには独自ドメインでしょ!ということでサーバーをゲットしてみた。月々2000円ほどであんまり制約もなく3G使いたい放題。かつ、独自ドメインもひとつプレゼントらしいので、早速必要なものをゲットしてみた。むー、短いURLってよい!!!てことで、進行中の自分で仕事作っちゃえプロジェクトのドメインは願っていたものが取れました。はー、よかった。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

JUN [短いのいいねぇ。教えやすいし、自分も海外からアクセスしやすいし。 取りたいのが取れたとき、かなりうれしい。取れる所を..]

uracci [www.●●●.△△の中で●●●は譲れないものがある。でも、△△がビミョーだなぁと思ったり。JUNちゃんはjpだもん..]


2006-09-03 スランプ脱出法××× [長年日記]

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とにもかくにもスランプだ。頭にコピーが降ってこない。いや、名コピー降臨なんておこがましい話で、無難な線のコピーも思いつかない。普段は蝉の声や虫の声を聞きながら風流に仕事したいと考えていて、α波を大切にしてきたのだけど、今日だけはやめてみた。酒をやめてるから、肝臓や頭が悪くなってるんか?
いまは手を止めずにゴイゴイ進まなあかんときなんよねー。てことで、久々に音楽を導入。爆音でゴアトラ☆いいぞー、このラビリンス感漂う「進んでるぞー」というリズムが、機械的に仕事を仕上げていく。もー気分はアランボールビーチでいくどー!真っ昼間っから、夜中→朝日みたいなテンションになってきた。ゴアで踊ってるときとか、まさかこの音楽で仕事するなんて考えてもなかったわw

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

jun [ごあ 行きたいです。 クリスマスから年明けに。 イってきます。 そして帰ってきます。]

TEKKAMAKI [まさかuracciさんが仕事をしながら爆音でゴアトランスス聞いたり、エルを常用してるなんて思いませんでいた。ちなみに..]

uracci [jun> 行ったら帰ってきたくなくなるはずやで。 TEKKAMAKI> そんなこわいものよーしませーん。 でもがん..]


2006-09-04 夜中に確信☆夜型人間ブラックサバス祭 [長年日記]

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最近スランプだとか言ってたけど、なんのことはない、夜の方が頭が冴えてるだけだわ。大学の時からずーっとこうだったもんなぁ。つくる効率だけを考えると、フリーランスで夜型みたいなのがハマってるんだけど、打ち合わせとか何やらが全部太陽が出てる時間だし、むーここらで一念発起、朝でも頭が冴えている男を目指すとするか。
なんかわしゃオジーオズボーンの真似しとるんかと思ってきた。中毒でむちゃくちゃデブって、手がブルブル震えてオレンジジュースをコップに入れられなかったオジー。だが、ある時からドラッグを断ちマラソンとかを始め、早寝早起きの人となり、細身のおっさんになった。おれもその路線を小さく小さく辿ってるわけだ。その他、「デブが痩せた情報」があったらください。心の支えになりますので。
実際は断酒&飲酢効果が出てきたのか?と期待していたりもする今日この頃。懐かしのサバスサウンド爆裂中。パラノイドだパラノイド♪


2006-09-05 視聴者という存在 [長年日記]

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自分もそうだけど、インターネットというものができ、さらにblogやSNSができるようになって、一般市民が政治やスポーツの評論をできるようになった。うまくLINKやトラックボールすれば、かなりの人に見てもらえる。これまではできなかったことが、できるようになったのだ。個人的には、この類いの情報群というのは、とてもやっかいな性質を持っている気がしている。例えばmixiなら、右側にニュース欄があり、そのニュースにコメントした人の日記を見ることができる。良く言うなら、そのニュースに対してみんながどんな印象を持っているのか知ることができるし、ニュースに付いているレスの数を見れば日本人の多くがどんなことに返事したがるのかが分かる。
今日、W杯決勝で起こったジダンとマテラッツィの頭突き事件についてマテラッツィが真相を話したそうだ。それについたレスはちょっとの時間で100件以上もある。そしてその中でほとんどの人は、「もう遠い思い出」という感じで書いている。当たり前だ。人が記憶できる情報量なんてたかが知れている。職場や恋愛のことの方が覚えておくべきことだし、サッカーフリークも他に好きな選手や試合やリーグなんてのがあって、その事件だけとなるとよっぽど興味がない限り遠い記憶になりやすい。なんかここら辺が亀田戦などに見ることができるメディアの増長の原因という気がするのだ。面白い事件(笑えるでも、興味深いでも、議論の対象でも、視聴者次第の「面白い」)がすでに遠い日にされた我々は、あの事件はああだったこうだったなんて当時は言ってるけど、メディアにどんどんエンタテイメント的な情報をブロイラーのように食わされて、知らず知らず深層心理の中で「次はどんなおもしろいことがおこるのかなー」となってしまうのである。そこに賛否両論の亀田戦があったり、ハンカチ王子があったりする。時にはJR西日本のような忘れてはならない不祥事も混じっている。それでも、与えられる→忘れさせられる→与えられる→忘れさせられる…。むっちゃ踊らされてるやん。ああいう仕掛けに乗ってはいけない気がする。マジメに語ろうと、冷やかそうと。今日、いろいろ見て、「おれ余分な情報いらんわ」と思ってしまった。
情報がたくさんあるほど人は良いという。単純に考えれば、そりゃそうだ。選べるんだもの。インターネットをうまく使えば、同じ雇用条件で時給の良い派遣元を見つけたりもできるし、知らなかったことを勉強できたりもする。でも、これとレス群というのはまったく違う気がする。あと、mixiなどではどんなヤツが書いても一人1コマである。これでは情報の共産主義だ。ネットという資本主義の最たるものの中では、アホでも知識人でも、性格が曲がっていても素直でも一人1コマなのである。これは極端な見方かもしれないが、違うと言うともっと危ない。暇な人ほどコマを増やせる逆資本主義だからだ。オカネや労力をかければデザインに凝ったホームページや検索対策なんかもできるけど、こと利用量が多いSNSでの情報は特に偏りがある。インターネットってそういう付き合いをすべきものなんだよな、なんて感じた一日だった。さ、残ったインターネット関連の仕事をたくさんするか…。(最近、ネット関連の仕事が多くて、根が旅人のおれはそういうことを考えちゃったんだろうなぁ)

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

uracci [追加/与えられる→忘れさせられる→与えられる→忘れさせられるで、よかったのは格闘技(特にプロレス)なんよなぁ。小さな..]


2006-09-06 皇室にひとことモノ申す。 [長年日記]

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紀子さまが親王さまを出産された。ご高齢での出産、せかす周囲や世論。皇室典範改正問題なんて議論は確実に必要なことなんだけど、当事者たちにとってはプレッシャー以外の何者でもなかったはずだ。帝王切開とはいえ、そんなものを吹き飛ばすかのような、順調なご出産だったらしい。本当に良かった。おめでとうございます。
でも、一言モノ申したい。こんな大切なときに、国民の象徴たる両陛下は、学会での出張で札幌にいた。それだけは勘弁してほしい。おれたち庶民の一部は、雇用や契約などのせいで家族の冠婚葬祭+出産に立ち会えないものがいる。そして、それは正しい幸せな日本人の姿ではないはずだ。国民の象徴たる両陛下には、御所や宮内庁病院にいてほしかった。結婚→出産が夫婦となった人間たち(=核家族)だけで営まれるものでなく、世代を超えても家族は家族(=大家族)として幸せな象徴であってほしいと思うのだ。
と言いつつ、なんか本当によかった。おめでとうございます、を何度言っても足りないなぁ。


2006-09-09 東京この店あの店 [長年日記]

kamata_tokyo

久々にグッとくる飲み屋に出会った。仕事の素材を探しにフラリと出てきた蒲田。大通り沿いを歩くと携帯電話屋やチェーン店が幅を利かせていたのだが、一本路地を入ると別世界だった。なかなか昭和を感じさせる店が多く、よい店があるのでは?という期待が膨らむ。色あせた看板たちが敗北の印でなく、生き残ったしぶとさを物語っていた。こういうところは当たりが多い。
フラリと入りたくなる店が並んでいる中で、ここだ!とのれんをくぐったのは「うなぎ家」という鰻の串を食わせる立ち飲み屋。うまそうな匂いが店外まで漏れていて、しかも中にいる客の多さと並ぶ笑顔が決め手だった。うなぎの串は人生Sクラスにランキングした中野の川二郎を知ってしまったがために、新しく冒険する気はなかったのだが、それでも思わず入ってしまったあたり、かなり視覚と嗅覚に訴えられたのだろう。
とりあえず看板メニューの「うなぎ串」と「うなぎ肝串」をオーダー。一本200円。ちょうど焼き場の前で飲んでいたので煙が直撃する。鰻のうまみを含んだ水蒸気の粒たちが全身に降り注ぐのだ。ホッピーを傾ける。幸せだ。隣のおっちゃんが話しかけてきた。「初めてですか?い〜店でしょう」。こういう気さくな人付き合いができるのが立ち飲みのいいところ。大阪では相当にお世話になったが、東京もそうだったか。バンザイ、立ち飲み文化。そうこうしている間にうなぎが焼き上がって出てきた。身はぷりぷりで、焦げ目の付き方もよい。弾力のある身からは、うまみを凝縮した脂が口の中で流れ出る。舌の上が旨味の岩盤浴。それでいて、身はほっこり。続いて、さんまの塩焼きを頼む。300円。立ち飲みはどこまでも庶民の味方である。このさんまが北海道直送の新物で、たまらなくうまい。ホッピーをまたおかわり。そしてうなぎをもう一度。飲んで食って飲んで食って、11時閉店の店で終電の12時頃まで二人の常連さんとマスター夫妻と取り留めのない酔っぱらい話を咲かせる。とりとめのない話は心の栄養だ。飲み過ぎて、これを書いている今なんて記憶も飛んでるが、とても満足というか充実というか。うん、理由は分からんが立ち飲みは素晴らしい。みんな立ち飲みへ行こう。

蒲田立ち飲み情報をまとめたページを発見
http://www.threeweb.ad.jp/~h2onishi/kamata.html

(追記)
嗚呼、大倉山にも立ち飲みがほしい…。

本日のツッコミ(全7件) [ツッコミを入れる]

Before...

kazu [蒲田に来たの!? 蒲田在住ですがな、私(笑)]

takeshi.m [うおっ〜。。行ってみたい。。 うなぎの味は関西と同じなん? どて焼きはある? 「俺が東京タワー建ててん!」 と..]

maimai [『舌の上が旨味の岩盤浴。』←彦摩呂?]

アメモリ [蒲田のひとつ手前東京寄りの駅に住んでいました。 もう、独特の雰囲気よね!! なんともいえない、場末な香り。どことなく..]

uracci [はくさく> む?きみときみのおかーさんは、エスカルゴスープを片手に ベンチを探していたはずであるぅぅ。 東京きたらう..]


2006-09-11 9.11の持続的効果 [長年日記]

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9.11の追悼集会は、ある意味正しいがある意味表に出過ぎである。例えばおれから身近な人がテロで奪われたとすれば、おれは怒り狂うし、追悼集会にも参加する。だから正しい。
でも、同時に言えるのはイラクの人たちやレバノンの人たち、アフガニスタンの人たち、コソボの人たち、IRAに殺された人たち、地下鉄サリン事件で殺された人たち、フォークランド紛争で殺された人たち、ベトナム戦争で殺された人たち、ツチ族やフツ族の紛争、ポルポト派に殺された人々、ベトナム戦争…などなど、いろんな犠牲者がこの世には存在する。戦争だけに限ったことではない。医療ミスやら、あんなこんな事件の犠牲者、社会に追いつめられている人たち、みんな大切な人をなくすのは何にも変えがたい苦しみである。生き残った周囲の人は誰よりもそれを痛感している。それらすべての人たちは大切な人を毎日でも想い続けているし、セレモニーの類のイベントや儀式があれば生きていた証として参加すると思う。
考えるに、同一の日に起こった事件の被害者は、小規模紛争のように分散して長期間で累積していく被害者よりも世の中の印象に残りやすい気がする。何万人という単位になるまでは戦争は歴史に大きく残らない。試験に出る程度である。だが、事件は怪奇性やインパクトがあれば人々の記憶に残り続ける。教科書としてそのような残し方が正しいかどうかは、有権者の世代が設定していくべきこと。後の世代に正しいことを残す使命を今一度感じ入るべきだと思う。自分は9.11テロも、タリバン駆逐も、今回のレバノン侵攻を筆頭とした中東の歴史も、連綿と続く絵巻の上で等価に扱う問題だと考えている。ところが日本のニュースときたら(続く)


2006-09-12 眠れずに原点回帰 [長年日記]

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寝ようと努力して2時間。目がなぜかギンギンで眠ることができない。なんでか、姫路の大学時代やら大阪で働いていた時のいろんなことを思い出した。横になりながら自分でもよくこんなこと覚えていたなぁと思うくらい細かいことも、なぜだか思い出した。大学時代に使っていた機材、しかも自分の器材でなく、大学時代のライブで偶然使ったコロガシの傷の位置。乗っていたフィアットのステアリングの形状やエンブレムのコーティングのはげ具合。出向で行っていたR社の机の配置(しかもE-maの横の旧バージョン)。行きつけだった先輩のバーのとある日に、元社長とカメラマンさんとデザイナーさんが並んでいた位置。仲良くしてもらっていた人たちに「実は辞めて旅に出ますねん」と告白した日(←これはある程度覚えていて当たり前か)。いろいろ思い出しちゃって、なんだかとてもセンチメンタルな気分である。こういう日は眠ることができない。そして、これまでの経験では原点回帰すべき時なのである。
おそらく、それぞれの人にそれぞれの思い出があって、必要なときにドバッと出てくるんだと思う。おれは、それがたまたま今日だったのかもしれない。思えばあの頃は何にでもガムシャラに突っ込んでいき、時に自爆しつつも、いろんな生き方の幅を広げていった。いま東京に来て自分の仕事は、国交省の計画に関する環境調査から中小どころか小企業のホームページ作成、看板づくりまで多岐に及ぶ。儲けはどうにせよ、めちゃくちゃ幅広すぎる。でも?だからこそ?そこが安住の地ではないのだろう。今一度、新鮮な気持ちになっていろいろ取り込んで、脱皮すべきときに来ているんだと思う。
以前は機会が向こうから歩いてきた。とあるときは「おれ音楽の才能ないなぁ」と気付いたり、それこそ勝手に大学の卒業がやってきたり、旅への思いがマックスに達して辞職してしまったりもした。そろそろ、ガツンといかなきゃおもしろくない!そういうコンテンツを用意しつつも取り組みが甘かった。もっと素直に突っ込むべきである。30歳を過ぎたけど、まだまだギラついていたい。世間的に少々間違っていようとも、おれは常に肉体か精神が旅していなければダメなのである。
ここ数年いい勉強をした。でも、おれは昨日までの俺から巣立つ。さようなら、昨日。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

Pero [僕なんぞは週に一度くらいの間隔で、過去の様々な事柄、場面が突然頭に浮かんできて、なかなか眠れない夜になりますよ。(涙..]

uracci [お互いいろいろありますが、まだまだがんばっていきましょう! ちょっとお話したいことがありますので後日お電話しまぁす。]


2006-09-13 空飛ぶ鳥のように [長年日記]

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ついにきたぞ、google earth日本語版!!!しかも、日本の主要都市が3D表示できるようになっている!丸の内なんて、うまくあやつればビルの谷間を飛んでる気分。でも、代々木上原の東京ジャーミーはミナレット立ってない。などなどいろいろ遊びながら、見てしまうのはやっぱ旅したところよねー。ナビゲーションパネルも使いやすくなってるし、こりゃよろし☆


2006-09-14 とある企業の問題about地域密着 [長年日記]

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今日はとある会社の取材で松戸へ。担当者よりもかなり早く付いたので、プラットホームの端っこの喫煙コーナーへ。む?なんだ?あの人だかりは。よく見ると喫煙者だった。どれだけおるねん。
画像の説明
▲ホームの端っこにはあらゆる年代の喫煙者が集まる

あと5分で着くという担当者を15分待って、お客さんのところへ。うわー、これは歴史があるなぁ、という会社。2Fには息子の代が取り仕切っている関連事業。今日は最近業績が落ちているこの会社(今回は2Fの息子側)の経営を立て直すべく、企業ホームページをつくるためにやって来た。さて…、と話を聞くが何か勘違いしておられる。ホームページを作れば、魔法のように業績が良くなると考えているのだ。お客さんの平均年齢はざっと見たところ40代後半。しかも、パソコンをそこまで必要としなかった仕事である。「いまはXPを入れましてねぇ」などと言っているが、どう見ても便利なワープロとしてしか使っていない。当然、ネットの効果などについては明るいはずもなく、内心これはヤバイと焦る。
「こんなことはどこの会社もやっていることで、やっとプラスマイナスゼロになるだけですよ」ということをやんわり伝えるが、一緒に行った担当の営業ができるだけ売りたいお調子者タイプ。「あれも、これも、あれも、これも」と当初の予定よりもページを増やすことに専念している。客も「なるほどー」とか言いながらも「なるほどー(これだけページを増やしたら増やした分期待できるってことだよね)」という感じ。それをこの営業は感じ取っていない。嗚呼、やばい、売れないのは企業体質と工夫の仕方が間違っているのに…。土俵に上がっていない企業をスタートラインに立たせるという企画なのに…。SEO対策を施すと検索でできるだけ上に表示できるというメリットはあるけど、それが成約や受注となるとまた別のものである。知れ渡った商品を扱うわけでもなく、単価が低い商品でもないものを扱っているその企業は、ホームページでクロージングまでできない。「見込み客=お問い合わせしてくれたお客さん」に営業をかけるのは自分たちなのである。SEO対策を施したホームページは「業績が伸びる」というよりは「100m走に例えるとスタート地点がちょっと前になる」だけなのに。
結局、双方の暴走をおさえながらも当初11Pだったものが19Pに。普通、我々の仕事はページあたり●万円とかなのでページが増えたら喜ぶものだが、このクライアントとはだいたいのサイト規模(大・中・小)でアバウトにギャラが決まっている。おそらく11Pの予定で予算を組んでいたからお値段据え置き、ライターとwebデザイナーが泣くことになる。それも、自分が責任を負うとはこの営業は思ってもいない。「仕事取れて良かったでしょ?」という感じなのだ。この前も「誰か手があいているwebデザイナーを知りませんか?」と聞かれたけど、これじゃぁ紹介できないよ…。まぁ、自分の場合は定期的に仕事をもらっているし、経営が微妙な時期を救ってもらったという義理を重んじてがんばってみるか、と思った。
このおれの素晴らしい義理人情に応えてくれないのが、この営業である。最後、ホームページに使う写真を撮っているときに1Fの親父側企業の写真も撮っていたら、親父側企業の社長が「最近の若いものは根性がない。この前も入れたらすぐに辞めた。環境が悪い、時勢が悪い」とおっしゃる。そういう考え方もありますな、と聞いていたら営業が「じゃぁ、採用のページも用意すべきですよ」と言い始めた。えーーーーーーーー!!!やめてくれ!
確かにこのクライアントは、企業ホームページも作っているし、それに関わる人材募集のページも作っている。とはいっても、タウンワークの1コマ程度のものだ。これだけ問題を抱えている企業に対して、求人を気楽に「やったらどうか」というのには驚いた。経営を立て直すのは、新しいビジネスモデルの創出、経営体制や経理関係のスリム化、そしてカンフル剤としての人材募集が主な要素だ。そして、問題がある企業ほどドッシリ腰を据えてかからなければならない。自分が診断したところ、この営業が所属するクライアントの力(ホームページ制作会社)では、経営難企業の一助にはなれない。リクルーティングに関しては初心者だ。「パート募集」と「問題企業への半終身雇用」ではハードルの高さがまったく違う。タウンワークのような広告を載せても、社長の「すぐ辞める」という悩みを解決はできない。うまくいっても、すぐ辞める人が定期的にやってきてくれるだけだ。根本的な解決には一切なっていない。
「若者が辞める」という悩みを持つこの企業の問題点は、古い企業体質と平均年齢の高さである。20代の若者がポツンと平均年齢40代後半のパッとしない企業に行きたいわけがない。若者はそのレベルの職なら選び放題だからだ。そこで長続きしてもらうためには、これはもう企業体質を変えてもらうしかない。もしくは、「歴史や技術の伝承=もう最後の世代だから若者を育てたい」という目標を「育てられたい人」と共有するとか、肚をくくることが必要なのだ。努力もなく「あ、ダメだった」「あ、うまくいった」なんて期待をまず捨てさせなければダメなのに、この営業ときたら。
こういう問題は地域密着で売ってきた正直商売の中小企業に非常に多い。街の電機屋さんなんてその最たる例だ。地域で回していたオカネが、ひとつ下の世代になると情報が増え選択肢が増えるため、「上の世代の仲良し企業」よりも「より安く」「より高品質に」を実現できる「ちょっと遠くのヨドバシカメラやビッグカメラ」を選ぶようになったからだ。まず、そこらへんの認識がない。もう、まるで危険認識ナッシング!なんでなんでなーーんーーでーーー?と言いながら社会不信になっておられる社長の希望を叶えるのは、何ステップも踏まなきゃならんから大変よ?営業さん?そこまで踏ん張れる?まず、おれ個人は不可能だと思う。ヨドバシよりも街の電機屋さんが売れるような強い芯が必要で、がんばるのは企業さんなのよ?ということを企業と営業に認識させることからおれの仕事は始まるらしい。
さっき営業から「リクルーティングのページも増やしましょう」とメールが来た。戦々恐々である。できるだけ、うまくコトを操らねばなるまい。軽い求人ページでは、義理を感じているお調子者営業マンが所属する会社(義理を感じているホームページ制作会社)が、長期的な目で見て信頼されなくなるからだ。がんばりますわ。続報あったらまた書きます。

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joy [こないだは貴重なお時間ありがとうございました。学祭、結局出れなさそうです。飲んだくれちゃいましょう笑 この松戸の企業..]

uracci [飲みましょう。 それにしても、あの渋谷の灰が吹き出す焼き肉システムは新しい。 なんか考えなあかんなー。 せっかく店す..]


2006-09-15 アルゼンチン代表とか [長年日記]

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やはり、これまでにない色を選んだ方がかっこいいはずだ。おれは流し台の引き出しから赤い輪ゴムを取り出した。おそらく近所のスーパーで割引の惣菜を買ったときについてきたものだ。両手でグイッグイッとどれくらい伸びるか確かめる。うむ、これは期待ができそうだ。そして、おれはその赤い輪ゴムを頭に装着した。
突然サッカー選手になるのはムリだ
髪の毛が伸びてどうにも鬱陶しいので、サッカー選手が頭につけている細いヒモを見習ってつけてみたのだが、うまくはまらない。髪の毛がナスビ型に収まる。これでは老けて落ちぶれた少年アシベだ。くしくもずん胴な体型だけはアニメのアシベに近づいているが、もちろん30男にそんな愛嬌はまったくない。鏡で見たら自分自身にワナワナと怒りを覚えた。
よく思い出してみよう。メッシまでいかなくてもいい。Jリーグのパッとしない選手でもいい。彼らにあっておれにないものは何か。考えること数分、閃いた。汗である。たいてい彼らの前髪は汗で額にくっついているのだ。おれは洗面台に向かい、流れる水を額にこすりつけはじめた。バシャッ、ビシャッ。くの字型に折れ曲がった頭に赤い輪ゴム。親や彼女には決して見られたくない光景である。額が十分に濡れて、しずくが落ちるようになった頃合いを見計らって、おれは顔を上げた。ワカメが頭に乗っかった田舎漁村の漁師のようだった。突然、赤い輪ゴムが飛んだ。バシュッという音をたてて、上に飛び跳ねたのである。そしてペシリという情けない音で天井に当たったかと思うと、今度は頭のてっぺんに落ちてきて乗った。蛇口からばしゃばしゃと水が出て、コロコロという音を立てながら排水溝へ吸い込まれていった。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

TEKKAMAKI [なかなかどうして似合ってるんじゃないですか? uracciさんが本当に欲しいのはJリーガーの額の汗で無く、彼らに送ら..]

keinaちん [アホや (∠T▽T)ノ彡☆ハライテ・・ なんか、わしのなかでのuracciは20歳ぐらいで止まってるねんけど、 3..]

くろ [おもしろかったです]

uracci [TEKKAMAKI> さすが日頃から「黄色い声」を欲している人ですなー。 そして、何やその天声人語を読んだ後ののよう..]


2006-09-16 良いコピー良い文章 [長年日記]

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やはり仕事柄、良いコピーって何だろう?良い文章って何だろう?と考えることが多い。そんなもん分かったら、即座にすべての企業や人を幸せにできて、かつ自分も効果に相応するだけの収入を得て、みーんなが幸せになる。それはできることなら、やってみたいねーってことなんだけど、なかなかそうはいかない。自分の実力や時間が足りなかったり、逆に相手と言おうか取材先の企業やら対象物などに満足できないこともある。加えて企業コピーの場合は、営業だったり時期だったり外的要因も多い。
で、何かというと、できるだけ関わる人の近くに寄って発信するのがコピーの場合、良いのではないかと考えた。そっと耳打ちするようなスタンスである。正面に立って「この商品ええですよ」ではなく、街ですれ違う見知らぬ人が「あの商品ってええよなー」と歩いていくような感覚?ま、そんなところだ。
東京に来てからは中吊り広告やら雑誌ばかりで研究してきたけど(制作畑の友達少ない…)、前に勤めていた大阪周辺には見習うべき人がたくさんいて、若い俺は焦って見た目に派手なものを追っていた気がする。でも、そういうところを離れて野に放たれてみたら、なんというか「気温や湿度みたいなものがけっこう体に影響を及ぼしている」というジンと残るコピーが良いのかもしれないと考えるようになった。もちろん企画も写真もデザインも、そういうスタンスのものを考えるようになった。人気商売の職業だけれども、長い目で見た戦略や効果を考えるようになったのかもしれない。
それに対して、文章というか自分のやりたいことというのは、もっとさらけ出したりぶっ飛んでみてもよいと考えるようになった。最も近いジャンルの旅では、旅行人やらがキッカケで起きた旅ブームで「ただの旅行記=珍しいところ行ったよ」から「切り口=こんなこと追いかけてマニアックです」の風潮になってきたと言える。でも、いまになってさらに先の時代が来ると感じ始めた。落語がお笑いにいったように、古典落語のような「自分をさらけ出す旅の記録」が帰ってくる気がしたのである。なんか、これだなと感じた。そして俺は、そっちの方が好きだ。長い旅をすると人はどう変わってゆくのか。世界中の新しいものに触れたらどんなインスパイアが待っているのか。沢木耕太郎じゃないけど、長い旅が書きたい。もう、こうなると売れる売れないじゃない。おれの銀河鉄道はどこを走っているのかってだけの話だ。バーチャルで満足できる世の中に対して、リアリズムじゃないと得ることのできない絶対的な差を見せつけることが今のテーマとなっている。

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jun [やりたいようにできるのが一番なんやけど 色々弊害も多いわけで、その中で本物を 常に世の中に出していかなければいけない..]

uracci [うんにゃ、それを切り分けたって話だぜよ。 自分のスタンスとか、生き方の切り分けって きっとお医者さんのオペみたいなも..]


2006-09-17 なんでも自家製、カラーーー!!! [長年日記]

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我が家では唐辛子を植えている。こいつがまた、ビミョーな収穫高である。月に約3〜5本しか採れない。でも、うまい。いつもは激辛唐辛子なる、普通のチリペッパーばかりなんだけれども、今日やっと島唐辛子を収穫した。小さいのふたつ。泡盛でも買って漬けてみようかなぁ〜。
我が家の唐辛子
それにしても、唐辛子って水がちょっとでも不足するとしおれるし、バンバン実がなるわけでもないし、手間がかかってこれだけかい!と思うけど、自家製唐辛子で作る料理って(おれはつくってもらってばっかだけど)なんかひと味違うんだなぁ。自家製ってええね。なんでも自家製にしたいよ。宝くじでも当たったら、家から自家製にすべきだな。うん。

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はくさく [ウチの唐辛子、何をするでもありませんがバンバン実がなってますわ。。。 いろいろナリモノ植えてるんだけど、なかなかうま..]

uracci [ええなぁバンバン実のなる植物たち。 こちらはイタリアンバジルとミントとパクチーなんだけど パクチー弱いなぁ。 あと、..]


2006-09-18 男の仕事 [長年日記]

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今日は、とある公共機関のホームページをアップデートさせることに四苦八苦した。単に、メンバー表に何名か追加させるのと、PDFをダウンロードできるようにするだけなのだが、いかんせん自分は専門分野以外はまったく知らないことだらけのダメ夫ちゃんである。これをイラストレーターで作れというなら、おそらく15分で終わっただろう。しかし…

一度もやったことのない、特にやりたいことではないことに対してやる気を出す(120分)

イラストレーターの感覚でできないか試しに既存知識でやってみる。ファイルが崩壊状態に(30分)

前回アップの初期状態から、教本を片手にいじる(60分)

本当にこれでいいのか、自前サーバーにアップしたりして動作チェックをする(60分)

さぁ、表ができた。次はPDFのところだ… 【つづく】

うむ、ほんの4時間15分の損失だ。まだまだ30男の苦労は続くのだった。

今日の格言『餅は餅屋』。これに決まり。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

TEKKAMAKI [4時間チョットのうち、モチベーションUPにかかる時間が半分。 実際はひと段落着くまで、2時間ちょっとの作業。 という..]

uracci [なーーーむーーーー。違うぞよ。 ヤル気になれなければ一生できないということを悟ったのだよ。 ほれ、きみもお小遣いまで..]


2006-09-19 ブルガリア&ルーマニアの美しさ [長年日記]

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おもむろにペンをとった。台所の換気扇の下でタバコを吸いながら「そして赤い爆弾が炸裂した」とか「ここを無の世界だと人は言う」だの、書きまくった。詳しく言うと、「トマティーナ」とか「サハラ砂漠」とか、旅コンテンツの見出し案が降ってきたのだ。比較的、このあたりはラクである。感じたまま書けばよい。
対して、書きたいのに台所では知識不足だったのが「ブルガリア&ルーマニア」。あの退廃の美学は、おれの旅友すべてが見ておくべきだと思うんだけれども、どうにも彼らをググッとこさせる切り口が見当たらない。なかなか難しい。突き詰めると、好きは好きだが、何が好きか自分で分かっていないという結論にぶち当たった。
簡単に言うと、ユーロに入ることができない旧共産圏の経済は下降の一途をたどっている。線路には草がボウボウと生い茂り、駅前の工場の窓ガラスは割れ、先祖代々続いてきたマイホームの屋根は陥没してしまっている。みな、復旧させる余力がない。目をこらして見てみると、窓ガラスの割れた工場の何割かはそのまま稼働し、天井が陥没した家も何割かは使えるところだけ使って人が住んでいる。ブルガリアでは往々にしてこのような景色が続く。
ブルガリアのぼろぼろ列車と工場
▲壁の崩壊から時間が逆走している国
ルーマニアの首都、ブカレスト。ここは、なかなかハラハラもしたし、ワクワクもしたところだった。石畳はボコボコで、舗装がはげた下から何世紀も前の石畳が出てしまっている。そこを共産圏特有のトラムがギシギシと走るのだ。入り組んだ市場ではジプシーが平日の昼間から生ビールをあおっている。ばあさんだろうと、兄さんだろうと、おかまいなし。ボロボロでクシャクシャの札をジョッキに替えていく。それはそれで、人生なのである。ルーマニアは「傷ついた心」のような純粋さと痛さが共存した国なのだ。
そんな20世紀で歴史が止まってしまった街遺産、ブルガリアとルーマニア。だからこそ、美しい。バスで幹線道路を走っていると、肥沃な台地に小麦がこれでもかと黄金色に光っている。それは、ボロボロの家や工場を飲み込もうか、という勢いで輝いていた。だから素晴らしい。ボロボロの経済は皮肉にも、人間の小ささをカラッと描き出していたのだった。


2006-09-20 人は忙しいと掃除する☆ [長年日記]

okurayama_yokohama

それなりに忙しい。でも、なんか掃除しちゃうんだよなー、こういうときって。みなさんにはそういう経験ないんだろうか?高校生時代から、なぜか試験前とかに無性に掃除をしたくなる。今日の掃除は…
・大学時代から放ったらかしにしていたhotmailのすべてのメールをフォルダ分け。はしょってはしょって60Mb。よくこんなに放ったらかしだったな…。でも、メールのタイトルとか見ていたらいろんなことを思い出しておもしろかった。あいつのあんな悩み相談とか、あの人と以前はメールのやり取り多かったっけとか、なんか楽しかった。
・これまでの打ち合わせ資料や案を書いた紙などを捨てる。これがまた、えらいこっちゃな量。パンフなどはできるだけ残したけど、すべての不要な紙を裏紙利用できるかどうかの基準で分けた。
さ、おれ、夜中3時で何も進んでいないぞ。でも、心は晴れ晴れだ。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

Before...

Gucchi [部屋めちゃめちゃな私…。 最近、毎日撮影なので、家に帰ってくるとぐったり。 機材もその日必要なものだけをバッグに放り..]

uracci [tasom> うんにゃ、友達メールは一切捨ててないぞ。 終わった仕事関係の重たい添付ファイル付きメールををざくざく捨..]

JUN [メールのフォルダ分けうちもそろそろせなな。 友達フォルダには浦のメールがめっちゃ貯まってます。 一番古いメール見てみ..]

jun [じゅんちゃんに続いてアジア横断帰りのウラっちは 熱い長文メールを二回フリーズして三回目送ってくれたが さらに熱いメー..]

uracci [JUN> えらそうなこと言うてるときもあってこっぱずかしいので捨てなはれ。 今でも持ち上げてるやんかー。 jun>..]


2006-09-21 グアムを調べる [長年日記]

okurayama_yokohama

「グアムのどこが楽しそうなのか」。そのような質問があり、いろいろ調べまくった。島のビーチはそこまで透明度がなく、ナマコが満載らしい。海中を見ることのできる展望台???みたいなのもあるらしい。うーーーむ、ショッピングを楽しんでくれってことらしいなぁ。ひとつ目を惹いたのが、日本兵の横井さんが隠れていた洞窟を見学できるらしい。けっこうweb上には情報が少ないけど、これはおもしろそうだ。てなことで、グアム経験者のみなさん、どこか楽しいところってありました???


2006-09-23 またまたグアムのことなんぞ書いてみたり [長年日記]

tumon_GUAM

なんで先日の日記に突然グアムのことなんぞを書いたかというと、行く予定があったからです。てことで、今はグアムにいます。なんでか、おれ in GUAM。謎だらけです。水色の海、広い空、そして群れる日本人。おまけにここで使ったオカネは忌まわしきブッシュ政権へ…。あおんなこんなを抱えた男30リゾート体験中。ついでに、ツアーなんてのにも迎合しちゃって、旅人感ゼロ☆まぁ、それも人生体験ってことで、海で泳いできまする。ほな。

本日のツッコミ(全9件) [ツッコミを入れる]

Before...

uracci [そういえば欧州にいたときも、さんざん言われたような。 しかも「きみこそ似合わないのでは…」という人々に。 ま、今回は..]

keinaちん [すみません。自動車も自分で運転してて酔うんですけど...]

uracci [それは、もうコメントしようもないなぁ…]

takeshi.m [さあ〜。どこのエリアやったかな?? たぶん、PLAZA GUAM HOTEL から歩いていけるあたりやったかと。。か..]

uracci [結局、横井さんの穴は行けんかったんですよ… オトンがメインなので、オトンの興味のあるところから行っていたので。 英語..]


2006-09-24 何はともあれ海でしょ、グアム。ver.1 [長年日記]

Tumon_GUAM

リゾートと言えば海。確かにキレイだった。これまで行ったところの海ランキングでは…。ダハブ(紅海@エジプト)、ヒッカドゥワ(スリランカ)、アテネのはずれ(ギリシア)がダントツだったが、それに次ぐかもしれない。なぜだかアップロードした画像ではエメラルドグリーンが抜けてしまったが、まぁまぁきれいだったよ、グアムは。
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2006-09-25 で、グアムの食べ物はというと… [長年日記]

Tumon_GUAM

なんたってロブスターですよ。でっかくてうまい。海と言えば、やっぱコイツだわ。あとはビールだけど、こいつはチェコ・ドイツ・ベルギー・イギリスというビールどころを旅した自分には物足りない。バドワイザーなんて、とてもチェコのピルスナーを作った醸造元がアメリカで作ったビールとは思えないくらい味が真水みたいだし、ミラーもそこそこ。
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2006-09-26 何はともあれ海でしょ、グアム。ver.2 [長年日記]

Tumon_GUAM

海の中に潜水艦でレッツゴーしてみました。うむ、サンゴがしっかりあるのは良いことだ。大型の魚も多くてビックリ。ただ、浅瀬には小型の魚しかいなくて、ダハブの浅瀬にガンガンとナポレオンフィッシュがいるような迫力の光景ではなかった。
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2006-09-27 トイレ論 [長年日記]

tamatsu_kobe

旅に出ていると、海外のトイレ事情について聞かれることが多い。あるときは単純な興味からだったり、あるときは本人が行く前のリサーチだったり。アジアに行く人や興味のある人から聞かれることが多いのだけれども、これについて今日は結論を出したいと思う。
まず、基準を決めることが大切だ。それは誰もが知っているものでなくては評価基準(モノサシ)になるまい。ここで、我が『sawadee!!kikou』は独断と偏見で、大きな都市のJRのトイレを基準に定めることにした。東京に住んでいる人なら新宿の、大阪の人なら大阪駅や梅田駅の、神戸の人なら(ここはJRでなく阪神電車)三ノ宮のJRトイレを100とする。数字が大きいほどインパクトがあるので、大きい数字を汚い方に、小さな数字をキレイなトイレと定めてみる。
さて、まずは今回のグアム。鉄道駅などがないためトイレは比較的きれいであった。数値化すれば80くらいだろうか。デカイ駅のJRトイレよりも1.25倍キレイだ。アメリカで鉄道に乗っていないので、次は欧州の鉄道駅のトイレ。これは100と同程度だろうか。意外なのは、バンコクなどのアジア主要都市の宿のトイレ。これは75〜90くらいである。絶対に粗相した後やエロ本の捨ててあるJRよりもアジアメジャー都市のトイレは清潔である。こう考えるとJRのトイレは汚い。落書きもあったりするし。
逆に汚いトイレは数値化すると大変なことになる。中国の対策が済んでいない都市のトイレや、アフガニスタンのトイレ、インドやネパールの住民のトイレはすべて3000は超えるであろう。この春に行った雲南省の中甸にあったトイレなどは8000くらい、バーミヤンのトイレも7000は超える。絶対に超える。うーむ、だがあれには叶うまい。
この世で最も「やるな…こいつはすごい」と思ったトイレは世界的超ビッグフェス3日目のトイレである。そのフェスは1日あたり10万人の入場者があるフェスで、その3日目は泥と糞尿が混じって、数値化すると30000は超えていた。ここまでいかなくとも、フジロックやサマソニのトイレなんてそこそこ汚い。このあたりを経験している人ならば、普通の海外のトイレは気にする必要もないのではないか。


2006-09-28 ホテルのプールにしては… [長年日記]

tamatsu_kobe

プールがついているホテルなんて滅多に泊まらない。バックパッカー向けに言えば、雲南省大理にあるMCAくらいしか思い浮かばない。あとは…あとは…香港のアイランドシャングリラという高級ホテルにもあったはずだが、そのときはプールには行けなかった。だが、この度、グアムなんぞに行ってリゾートしたおかげかそういう体験をすることができた。
もちろん高級タダプールなんて縁のない自分は昼も夜も楽しんでみた。小さいながらもウォータースライダーがあり、近くのバーでビールを買うことができ、夜には光が乱反射して神秘的な雰囲気を放つ高級ホテルのプール。泊まったアウトリガーホテルのプールは、元水泳部かつ世界中を旅してさまざまな遊泳場形態を知っている自分でも☆4〜5のプールである。水の流れが計算された静かな滝と力強い滝、人々が混雑しないように一方通行でラウンドできる輪の形状のプール、そこから派生している椰子の木が連なる奥地のプール、そして南国の花びらが浮いている透明な水。いつ何時泳いでも、それはそれは満足な空間だった。浮いているだけで幸せだった。だが、しかし敵はいた。
評論好きの日本人親子である。母は言った「ホテルのプールにしてはまぁまぁだよね」。なんと!!!あれを「まぁまぁ」とおっしゃるか。「この人はブルジョワな方なのだろうか」。そうこう考えているうちに父親が答えた「部屋も許せる範囲じゃん」。なんかこの二人の会話は、優雅なようにも感じたが、ちょっと違うニオイがした。すれ違い様におれらにも言っているような気がするのだ。それが証拠に会話の内容がなさすぎる。
旅の途中には「知ってるぞ」アピールの日本人は多い。エジプトのカイロから関空に帰る時も、近くの席にツアーの団体がいてその中に「もう、そんなこと言わんでええがな…」と思わせてくれるオバハンがいた。添乗員に、知ってるなら黙っとけや、というようなことをオウムのオハヨウように繰り返すのだ。離陸する前には「手荷物は自分の座席でなくて、前の席のシートの下に置くんですよね」、離陸して安定軌道に入ったら「シートベルト着用サイン(←この言い方はヤツらにとっては大切)が消えても、シートベルトはしたままなんですよね」、などなど…。知ってるなら、黙って実行すればよいはずなのに。ようするに自慢したがり???
すれ違い様に親子の部屋の鍵が見えた。『603』。ここで怒りが沸点に達した!!!こともあろうに宿泊先は最も安い部屋である。こいつらは何を基準にしてエラソウなことをぬかしているのか。そんなことはスイート泊まってからぬかしやがれ!!!殺意がこみ上げてくる。なんだ、こいつらは。そして母親が重ねるように言った、「日本人ばっかりでヤになるわね」。ありがとう、おれの思っていることを言ってくれた。まず、きみから消えなさい。
うーん、グアムのデメリットは明らかに日本人の多さと質だわさ。