2005-04-01 上野ブルース [長年日記]
tokyo
詳しいことを書く前に、今日の話題の大まかなところから。ワンコインパーキングってあるよね?あれの会員獲得のバイトに行ってきたのだ。駐車場に車を停めにきた人に「オカネがかからないポイントカードがあるんですけどぉ」と話しかけるもの。いや、みなさんのような紳士・淑女だったらええんよ。普通車やちょいとこぎれいなセダン、おしゃれな外車とかでしょ?違うの、上野は。なんでこんなにベンツとトラックばっかりやねん!
uracci:あの、ポイントが…
ベンツオーナー:あーん、いらねーよ、んなもん(by老若男女のベンツオーナー)
…
uracci:いま大変お得な…
ベンツオバサン:急いでるのよ!
…
これでもけっこう勇気を出して話しかけているのである。前面全部がボタンでしまるイカツイスーツを着た人とか、サンタフェとか書いたジャージを着ている方々に、もう下から下から話しかけてるのよ。オバサンもオバサンで、喪服かなんだかわからない、だけど高そうな服を着ていて、まるでお高い人ですねみたく話しかけるわけだから。ま、これがけっこう楽しいんだけど。あと多かったのは汚すぎるかきれいすぎるセルシオに乗ってる兄ちゃんたち。つよそーですねー的に話しかける。「ふざけんな!(東京の人はふざけてもないのにふざけんなとよくいう)」と言われるスレスレのところで交渉すると、これがおもしろかった。
uracci:オカネがかからないポイントカードを(中略)
vipカー兄ちゃん:んだよ!だりーな!それタダなのかよ!
uracci:いってみればマツキヨとかビッグカメラのカードみたいなもんスかねぇ。維持費がかからなくて使えば使うほど(中略)
vipカー兄ちゃん:何が得するんだよ!それは得なのかよ!
uracci:ポイントがたまるとあれこれあれこれ
vipカー兄ちゃん:わかったよ!早くペン貸せよ!おりゃぁ急いでんだよ!
uracci:はいどうぞ
vipカー兄ちゃん:てめぇ、おれにこんな手間とらせて得しなかったらタダじゃおかないからな
uracci:はいはい(シメシメ)
で、帰り際に「あれあれ?カードはどこに入れたらいいんだっけ?」というふうにキッチリとポイントをためて帰ってくれる。上野の結論、vipカーの人はポイントカードをきちんと使うらしい。
へー。
2005-04-03 花見へ行くが [長年日記]
2005-04-09 懺悔がち [長年日記]
tokyo
2000年春のバンコクあほあほ軍団+2004年パキスタン〜アフガニスタンとイスタンブールばかばか軍団+2名の女子で飲み会をする。その中心にいたのはほかならぬ大学同級生のヨシヤ。東京に着た名目は「ダライ・ラマの講演を聞くため」だったが、飲み会では「サッカーのできない中村俊輔みたい」とか散々な評価を受ける。スゲノは福島から車でわざわざ来て大塚組を大塚まで送ってくれたにもかかわらず「送ってくれてありがとう」というお礼を別の人に取られてしまうし、コウタローは「小さいおっさんか大きな子どもか選べ!」とせまられていた。淳くんは相変わらずのマイペース。会話界のパルプンテとは彼のことである。
と、他人事のように書いたけど、これらは自分がガンガン突っ込んでしまったことなんだよねー。この場を借りてお詫びするとともに、次回はさらにパワーアップしておきまぷ☆みんなまたムチャをしよう。駐車場の出口を歩きで逆走するなんて序の口だ!
2005-04-15 音楽というツール [長年日記]
tokyo
8日ぶりの完全休暇だったねー。なーんもしてない。久々にゆっくりしてみたよ。部屋で音楽を聴いていたら、旅のシーンが次々と浮き上がってきた。みんなにはないかな?「この曲を聴いたら、あのときのことを思い出す」ってこと。旅に音楽を持っていく理由のひとつとして、音に記憶を乗せてしまうという作業がある。以前は、旅行中のささいな音を聞き逃さないために音楽器材は一切持っていかなかったのだが、卒業旅行のスリランカ&南インドでそれはそれ、これはこれということに気が付いたのだった。
そのとき、自分はスリランカにいた。ひとりで日がな海と宿を往復する日々。かなしいことに旅行者とは1週間以上も会うことはなかった。そのとき、はじめて聞き慣れた音楽を自らかけたのだった。レッドツェッペリンのリマスターとレッドホットチリペッパーズのブラッドシュガーセックスマジック。テープがすり切れるまで聴いた。それ以来というもの、僕はこれらのアルバムを聴くとスリランカの情景が浮かんでくるようになった。これは癖になった。前回の旅でも、音を各地に埋め込んできたのだ。例えば…
sunday bloddy sunday/U2…ロンドンデリー/北アイルランド
with or without you/U2…ダブリン/アイルランド
風の谷のナウシカのテーマ/スタジオジブリ…フンザ/パキスタン
rock star/the weekends…バーミヤン/アフガニスタン
この効能は別に旅だけに留まらない。
stand inside your love/sumashing pumpkins…就職したての時期/大阪
glavity of love/enigma…映画『ウルトラセブンの子』撮影時期/香港&大阪
音楽があれば、ぼくはいつでもそこへ帰ることができる。
そういう人生の旅をしています。音楽を使いつつ。
2005-04-18 ここがすばらしきアメリカなら銃殺である。 [長年日記]
tokyo
悔しいやら、哀しいやら。バイトの管理をしていると前に書いたけれども、実はカッチリと『管理』ということをやっているわけではない。日々の数字をあげるためにどうするか。社員の人たちはバイトの子がちゃんとやっているかどうか、と見回り・見張り的な動きをやっている。いわば短期的な戦略からの管理である。対して自分はというと、バイトの子が気持ち良く働けるように、励ましたり手伝ったりという管理方法をとってきた。ノっている日には爆発してもらい、まぁダメな日もあって、でもどんどん経験を重ねていくことで業務のスキルを磨いてもらう手法。ときには派遣先のように、ときには同僚のように。そういう管理もあるじゃないですか。
ところが今日、バイトの子たちに悪質にサボられてしまった。思いが届かないって切ないね。できるだけ楽しくバイトしてくれたらという思いでやってきたけど、鬼になった方がいいんかね。帰ってきたそいつらに「オマエらに立っているだけで1000円の価値があると思うとるんか!」「もうバレとるんや、ごちゃごちゃ言うなや、醜いのぅ」「カスと話したらこっちまで頭が悪ぅなってまうわ」と小娘どもをたたみかけるように責めようとしたが、バイト先の社員の方に「こらえてくれ。自分のやり方で解決したいんだ」と言われたから仕方がない。
一人は醜い言い訳三昧。もう一人は開き直ってムスっとしている。俺が連日バイトに出て、派遣元の信頼をこつこつと積み上げて来たのをパァにしてくれた。こいつら本当にオカネをもらうということを分かっていない。「なんで私がこんなバイトをせなアカンの?」。アホ言うのもたいがいにしろよ。答えは簡単だろう。きみらにはそれだけの価値しかなく、今日またその価値すらないということが明らかになっただけだ。
時給1000円分の一生懸命。その価値は人によって違う。でも、動かずに立っているだけで給料をもらう自信があるなら、モデル専門の派遣にでも行くべきだろう。年とか男女とか関係ない。こういうやつらグーで殴っていいですか。
赤ぶ〜 [この場合、仕事しなかったのはうらちっちなのだぁ〜 ぷぷ 仕事は結果です。 そいで、責任は経営者にあります。]
momo [自分は自分さ。あんたはあんた。あたしはあたし。がんばれうらちゃん。将来はきみを粗末にはしないさ、多分ね。 あたしはよ..]
shino [まあ 相手は人間。そして短期の契約。ペットやパソコンと違うのだ。難しいわな。小坊や中坊のころ数回は本気で考えてくれた..]
uracci [yoshiya> さっき偶然ドミでついてたTVドラマで「そういう意見は、正社員の○○さんだから言えるんですよ。私たち..]
uracci [ひとつだけ。ツメルという行為は、少なくとも愛がないとできないわけですよ。イヤミを言うのと違う。SMのSとも違う。世の..]
2005-04-27 [長年日記]
tokyo
ほんまにええ加減な派遣元である。自分が行っている派遣のバイトの話だけど、「今日は●時間残業しました」「今日の交通費は●●●●円でした」「次の休みは●曜日を予定しています」。こんなことを事務処理できんのか?「あのーuracciさん、4/25ってまだ終了報告をもらってないんですけど」。やっとるっちゅうねん!派遣元にこういう事務処理すらできへんカスがおるわけやけど、これは大問題である。毎日、誰よりも残業して、誰よりも顧客対応しているスタッフの残業時間を無視できるのだから。マウスとキーボードでものの30秒でしょ?そんな簡単なこともできんの?というか、年下でがんばってるスタッフへの先輩的愛情はないわけ?仕事モードの自分が復活していくたびに、年上だろうと年下だろうとブチ切れまくっている。以前の職場って、自分より上の人だらけで学ぶことがたくさんあった。いまは吐き出してばっかり。
ほんと、自分という意識のない人間が多すぎる。ムダに流れていくその人の人生。とにかく芯がない。カネで動くなら徹底してみろ。それができんのなら、情に深くなってみろよ。てことで、いまは人生や仕事、やりたいことをがんばってる人と話すのが一服の清涼剤。ま、だからこそ、東京って仕事も多いんだろうし、見せかけだけのクールとか、一生懸命はダサイ(まだそんなこと言うてるんかいな)とかって価値観がある限り、スキだらけでよろしいところなのである。はよ、ヨシヤも出てこいよ。チャンスはナンボでもあるぞ。
2005-04-28 大人の摂理を凌駕する。 [長年日記]
tokyo
恥ずかしい話だが、やっとカード借金地獄からまぬがれることができそうだ。自転車操業も来月の支払日で終わり!やっと前を向いて歩けるよ。新しいmacのOSも出たし、これから仕事に必要な設備を整えていかなくてはならない。んで、ドミからも昇格する。泥をすすって耐え忍んだ日から(具体的には期間工日記の頃から)、やっと前向きになれる日が見えてきた。
相手の強さを見誤るってのは、とてつもない実力不足を露呈することになるので慎重に言いたいけど、最近、身の回りにオカネが落ちている気がする。東京ってルーズな気がする。もっといえば、みんなチャンスを取りこぼしているような…。親しい人たちのいる関西を出てきてよかった気がする今日この頃。あそこは景気が悪いんだなぁということを日々実感している。とりあえず、次のコンペを勝ってデカイ案件をモノにしてやるっ!と意気込むも相手はD通という業界最大手。やかましいわ!まだ名前でビビる年ちゃうんじゃい!やるだけやったらぁ。
yoshiya [なかなか大変なバイトやったな。 ワシも最近、仕事に疲れとる。現状維持が第一で、怪我をする程に小さくなる人間ばかりの..]
uracci [このバイトね、4日で昇格してしもた。いまはマネージメントをバイト料金でやってまぷ。 数字とかの管理もせなあかんけど、..]