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sawadee!!紀行+


2004-04-18 平和を祈る金曜日。

MAZARISHARIF

部屋がガランと広くなった。今日から自分とヨシヤでアフガニスタンの残りの道を行くことになる。他の3人は、2週間VISAで早く出国しなければならず、ヘラートへ急ぐと出ていった。昼下がりにモスクをぶらりと見に行き、郵便局へ。「今日は切手がないんだ」というワケのわからない理由でエアメールは出せなかった。アフガンから数人の知人・友人に届いたであろうエアメールには『マザリシャリフより』と書いたものの、実際には出せなかったことは内緒である。
夕方から夜にかけて、凄まじい風が吹いた。でも、イスラム教徒は祈りを欠かさなかった。
金曜礼拝黄金の扉扉の前の祈り食器洗い師嵐の夜の祈り

2005-04-18 ここがすばらしきアメリカなら銃殺である。

tokyo

悔しいやら、哀しいやら。バイトの管理をしていると前に書いたけれども、実はカッチリと『管理』ということをやっているわけではない。日々の数字をあげるためにどうするか。社員の人たちはバイトの子がちゃんとやっているかどうか、と見回り・見張り的な動きをやっている。いわば短期的な戦略からの管理である。対して自分はというと、バイトの子が気持ち良く働けるように、励ましたり手伝ったりという管理方法をとってきた。ノっている日には爆発してもらい、まぁダメな日もあって、でもどんどん経験を重ねていくことで業務のスキルを磨いてもらう手法。ときには派遣先のように、ときには同僚のように。そういう管理もあるじゃないですか。
ところが今日、バイトの子たちに悪質にサボられてしまった。思いが届かないって切ないね。できるだけ楽しくバイトしてくれたらという思いでやってきたけど、鬼になった方がいいんかね。帰ってきたそいつらに「オマエらに立っているだけで1000円の価値があると思うとるんか!」「もうバレとるんや、ごちゃごちゃ言うなや、醜いのぅ」「カスと話したらこっちまで頭が悪ぅなってまうわ」と小娘どもをたたみかけるように責めようとしたが、バイト先の社員の方に「こらえてくれ。自分のやり方で解決したいんだ」と言われたから仕方がない。
一人は醜い言い訳三昧。もう一人は開き直ってムスっとしている。俺が連日バイトに出て、派遣元の信頼をこつこつと積み上げて来たのをパァにしてくれた。こいつら本当にオカネをもらうということを分かっていない。「なんで私がこんなバイトをせなアカンの?」。アホ言うのもたいがいにしろよ。答えは簡単だろう。きみらにはそれだけの価値しかなく、今日またその価値すらないということが明らかになっただけだ。
時給1000円分の一生懸命。その価値は人によって違う。でも、動かずに立っているだけで給料をもらう自信があるなら、モデル専門の派遣にでも行くべきだろう。年とか男女とか関係ない。こういうやつらグーで殴っていいですか。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

Before...

赤ぶ〜 [この場合、仕事しなかったのはうらちっちなのだぁ〜 ぷぷ 仕事は結果です。 そいで、責任は経営者にあります。]

momo [自分は自分さ。あんたはあんた。あたしはあたし。がんばれうらちゃん。将来はきみを粗末にはしないさ、多分ね。 あたしはよ..]

shino [まあ 相手は人間。そして短期の契約。ペットやパソコンと違うのだ。難しいわな。小坊や中坊のころ数回は本気で考えてくれた..]

uracci [yoshiya> さっき偶然ドミでついてたTVドラマで「そういう意見は、正社員の○○さんだから言えるんですよ。私たち..]

uracci [ひとつだけ。ツメルという行為は、少なくとも愛がないとできないわけですよ。イヤミを言うのと違う。SMのSとも違う。世の..]


2006-04-18 頭パーで得をする

okurayama_yokohama

タイトルのとおり、最近は頭パーです。ものすごく忘れっぽい。危ないなと思うのは、旅先の宿の名前や通貨のレートを忘れてしまっていること。このジャンルだけは何を努力しなくても覚えることができたのに、最近はヤバイ。ルーマニアのレバとか、ポーランドのズゥオティーとか(←ふたつともオカネの単位)東欧のレートがスッポリとどこかへフライ・ア・ウェイですわ。
ところで、ものごと、表裏一体というか、何といいますか、忘れっぽいおかげで最近はいい傾向にあるんですわ。仕事上、案を考えたり企画を考えたりすることが多いんだけど、そういうのを忘れたら困るのでメモするようになったんよね。これや!と思ったわ。以前は、忘れる案なんて大したことないって思っていたけれども、それは大間違いだね。メモってスゴイよ。そのとき、その瞬間、イケてるって思ったことをメモしているわけで、そういうのが何個か集まれば、それらの一段上の案が出てくる。考えるに、そういうメモってる案やらアイデアの元ってのはモザイクの一コマみたいなもので、それが全体像じゃないんよね。遠ざかってから初めて真価に気づくというか。そういうピクセルのようなものが何個かなければ、モナリザは微笑まないんだよ、きっと。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

mtana [こないだクレームの電話が掛かってきたので対処しにその人の所に出向いたら名前忘れてたw 電話でしっかりフルネーム聞いた..]

いたみっち [偉大、偉大! だけど、すぐになくすダメな自分。]

uracci [あ、パーに自信のある方たちから返事がw mtana> まこっちゃんは、徐々になってきたのじゃないような。 大学から..]


2007-04-18 【告知】来週発売の旅行人に掲載

okurayama_yokohama

広告業界に入って、その傍らでずっと雑誌をチェックしてきた。成長の過程でオシャレな雑誌やカッコイイ雑誌に心を奪われていたことも正直、あった。でも、何でも発信する業界に足を突っ込む期間が長くなってくると自分のスタンスのようなものが見えてくる。ある人はオシャレのままいくだろうし、ある人は理論やロジックに行くだろうし、ある者はB級モノだったりと、方向性が固まってくると思うのだ。
「旅」で「紙媒体」というジャンルだけで言うと、ナショジオとNHK関係は別格としても、自分は「山と渓谷社」とか「旅行人」とかが良いと思うようになってきたのだ。「実質本意」「バックパッカー」「ジャーナリズムとは違った旅ならではのリアリズム」「とにかくおもしろいと思ったこと」、ここらへんが自分の旅のスタイルを素直に出せる領域だからである。素直というのは良い。だって、自分が楽しいと思うことは、編集の人も楽しく思ってくれるだろうし、読者の人も楽しいと思ってくれる可能性がとことん高いから。
これまでも何個か雑誌に掲載してもらてきたけれども、大学生時代から見て影響を受けてきた雑誌に載るというのはこういう気分なんだな、ということがひとつ分かった。掲載ページは2Pだけれども、これはこれでひとつのステップだ。

掲載媒体:旅行人
掲載号:2007年春号
発売日:2007年4月25日
企画概要:世界の交通標識
台割:一番前か後ろの方
掲載ページ数:2P

みなさん、よろしくでーす。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

くろ [あ。でたね。標識! たのしみじゃ]

せっき〜 [今更ながら見ました、旅行人。スゴいじゃないですか!巻頭カラーで署名入り!うらやましいです。「カメラ捨てるな」って、捨..]