2004-06-02 仕事の日 [長年日記]
→PARIS
アムスからやっとパリにたどりついた。別に来たくて訪れたわけではない。単純に日本人宿があり、ネットがタダだからやってきた。順番から言えば、アムスへ行く前にドイツだろうし、アムスからパリまでの間はアントワープやブリュッセルに行くべきだと思う。ネットで仕事をアップしなければならないということは、ヨーロッパ圏内ではロンドンかパリ、イスタンブールでしか可能性がない。たかがワード&日本語を使って文字数を確かめるだけなのに、できないのだ。
パリの安宿、白い門は分かりにくい場所にあった。CRIMEEという駅を降りて、ポストオフィスを探し、その横の緑の門をくぐって階段を降りる。マンションの下をくぐって左へ行き、藤棚の下をくぐって左前にあるマンション。これをかなしたけれども、どの棟?どの部屋?まったく分からない、待つこと1時間半、前を通った日本人を捕まえて聞き出した。
みんなが観光に出て行くのを待って、たったひとつのパソコンを独占する。仕事に取り掛かる。仕事しにパリへ。響きだけは良いけれども、結局はアムスのコーヒーショップでのインパクトを引きずりながらセコセコ書いていたのだった。
やっと洗濯をした。東欧圏内に入ってから、ほぼ毎日の移動だったので、やっと落ち着けるところを見つけたわけだった。