2006-03-24 帰省すると出会えるもの [長年日記]
narita=kobe
成田にも関わらず、青春18切符を買って関西に帰省。実家に置いていた車を取りに行くだけのためだったけど、いやぁ久々のJR西日本はすごいですよ。離れてみて、ヤバさが分かった。いまどきアジアでもあんなのあらへん。
●驚いたこと其の一
米原から姫路行きの新快速に乗ったんだけど、車内放送のボリュームが小さすぎて何を言っているのかサッパリわからん。アジアでは「それデカすぎ!!!」みたいな感じなんだけど、とりあえずこの電車ではボソボソボソ〜っと、何かを不快なトーンでささやかれているイメージ。セクハラの方が内容が聞こえるから対処のしようがあろうというもの。気持ち悪い同性から耳に息を吹きかけられているかのような、生暖かい意味不明のサウンドが車内にかすかに聞こえるのだ。帰国してすぐだったので、車内で静かにするのがマナーの日本ってのを忘れて、もう大爆笑。「こんなオッサンにささやかれても困るちゅうねん」と大声で言うてしまいましたわ。
●驚いたこと其の二
新快速という特急のような電車に乗っていたので、普通電車とかを追い抜くときがありますよね。で、その向かいの電車を見ていたら…。行き先表示が半分くらいの車両にしか表示されてへん。残りは真っ暗。これも大爆笑。「おいおいクイズやっとるんか?」「いまどきインドの地下鉄でも行き先ぐらい言うてくれるっちゅうねん」と思わず突っ込んでしまう。
●驚いたこと其の三
トイレが壊れているのは仕方がない。「始発の米原からなんだから、不都合があったら車両を付け替えるべきでしょう」なんて当たり前の論理は、すでに通用しまい。で、京都の手前で小用に行きたくなり、殺虫剤をくらった後の蚊のような声の「…トイレは1両目と5両目にございます…」というアナウンスを、マグレで聞き取って行ってみると壊れてた。仕方がない、と5両目に向かったものの4両目と5両目の間は運転席があって行き来できない。尿意をこらえて内股で2両目まで帰るときに、また「ぃえー、トイレはぁいーち両目とぉ、ごー両目にございます。」と、壊れたラジオ+ヘリウム吸い込み声が言うではないか。あまりのタイミングに、ドッキリでも撮られてるんちゃうかとあたりを見回してもたっちゅうねん。結局、京都で大量の人が乗ってきたので、ひたすらガマン。その間にも、行き先表示のない列車や例の放送が…(フェードアウト)
こうやって神戸まで帰って来たのだね。ご苦労様です。
結局車とりにかえったんだね〜。うけるー!我慢しちゃったんだ。まぐれで聞き取れたのにね!
shinn><br>まゆみも行ったで。少々、おれらの知っているときとかわりつつあるけど、帰省したらいってくださいな。<br>ほり><br>真ん中に住んでいるわけじゃないから、車がないとつらいもんねー。買出しとか行きにくいんだ、これがまた。