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sawadee!!紀行+


2005-01-21 期間工挑戦日記 [長年日記]

osaka/kobe

壊れたのは、社会でもなく、器物でもなく、脳細胞と記憶でした。(以後、眠たくなったので後日アップっぷ)
さて、後日にこの日のことを振り返ってみた。どう考えてもおかしいやろ!と期間工人材派遣会社にもの申す。広告には「東京都羽村市」とか「神奈川県藤沢市/給与例36万円」とかあったんだけど、訪ねてみると「あー、それはもう人数が一杯になりました」とか「募集は終わりました」とか言ってくる。「で、ね、かわりといっては何ですがuracciさん。オススメのがあるんですよ。この浜松の工場とかね」。いや、都内か神奈川県を希望しているんですけど。「三島とか木更津とかもありますけど」。うーん、証拠ないけど、それってサクラ広告でしょ。わざわざ来させておいて、望んでもいない地方の工場にあてはめようとする。だまらっしゃい!
「東海地方も考えているならトヨタに直接行きますって」。こういうと冬なのに汗をかきながら話をする熱っ苦しいメガネの男は口を閉ざした。ウソはいかんでしょ。広告では、欠点には目をつぶり魅力的な要素だけをピックアップする手法があるけれど、ウソはいかんと断言できる。『東京』とか『36万円』とかで人を釣ってから、本題に入るのだ。旅の話でも、これと似たケースでオカシイと感じることがある。「モノを盗まれるところに置いている方も悪い」。どアホ。取った方が悪いに決まってるやん。サクラ広告にだまされたのは、自分のスキルのなさだと認めるけれども、とにかく騙される方が悪いとは思ってはいない。これは世界中に声を大にして言いたいことだ。治安の悪さにかまけて、「取られる方がマヌケ」だと言い切るあの国、その国。そんな民族は滅んでくれても一向にかまわない。もちろん日本で大きな顔をしているこれらの企業も淘汰されるべきだろう。
「えっとですね、uracciさん。今日は面接までいってないので交通費の支給はありません」。そーですか、そーですか。オフィスの中で、僕はもう次にどうするかを考えていた。関西ではめずらしく雪が降った日のことだった。