2004-07-15 北風とトランプ [長年日記]
DUBLIN→DONEGAL→KILLYBEGS(on the way)→DONEGAL
ヒッチはやはり難しい。最初に37台目でゲットして「こりゃ楽勝だ〜☆」などとノホホンしていたら、あとは地獄。点々と来る300台にスルーされたとさ。日は落ちてくるし、通る車は少なくなってくるし、でDONEGALへ戻ることに。
キャンプ地探しも難航。湾内の西側をくまなく探すけれども、ないな。湿地帯ばかりだ。東側は…、駐車場の端がいけそうだぞ!ということで、到着したら…、大雨になった。キャンピングカーで来ている家族に誘われ、雨宿りさせてもらう。お父さんはトランプで娘に負けてあげていた。ほほえましい。
雨が小降りになったのを見計らってテントを建てる。何はともあれ、これでヨシ。明日の朝、テントをたたむのが面倒なぐらいだ。寝転ぶこと30分。ん?なんか風がすごく大きくなってないかい?ん?テントが傾いてきていないかい?ん〜?テントのフレームに強風が当たって変な音が出始めたぞな!もう、どうにでもなれ、と足でテントを支えて寝る。30分ほどしたとき、急に風がおさまった。驚いてテントの中から外を見てみる。風は健在だった。というより、ひどくなっていた。けれども、見るに見かねたキャンピングカーの家族が車を移動させて風除けになってくれたのだった。ありがとう。そして娘の女の子よ、トランプのイカサマはオヤジにバレているぞ、と思いながら安眠したのであった。