2004-04-04 目指せ、アフガン。 [長年日記]
PESHAWARE
ついに大学時代から望んでいたアフガニスタンへ向かいます。思えばそのころはタリバンが勢力を伸ばしているときで、インドのデリーではラバニ政権のVISAが、パキスタンではタリバンのVISAが取れるという状況でした。これだけでも、この国の混乱は十分に伝わるかと思います。自分は大学時代から旅を始めたのですが、世界をウロウロしているうちに、日本国内でみんなが考えていることと、現実世界は大きく隔たりがあることを実感て、ジャーナリズムに憧れを持ったものでした。燃えていました。世界情勢のチェックが日課で、そうこうしているうちに、この国に行ってどうなっているか、自分が行って確かめなくてはならない、とおこがましくも思っていたものです。歴史は常に動いています。そんな自分が就職して、広告の制作という仕事をやっていくうちにも、タリバンは駆逐され、ほかの場所でも大きく世界は動きはじめました。
いまの立場は、できるだけ多くの人に、地球や世界の魅力を知ってほしいというものです。まずは海外に裸で出てもらいたいっていう考え方。ジャーナリズムのように直球勝負ではありません。でも、必ずや人々にアフガンを通して地球の大きさを伝えていきたい。というわけで、明日にもジャララバード入り。チェコのNGOで7ヵ月間マザリシャリフに滞在していた友人からのサポートもあるし、簡単なことならウルドゥー語も操れるようになってきたのでご心配なく。
あの甘酸っぱい自分の青春時代の夢が、いままさにかなおうとしているわけで、いわゆる感無量ってやつです。気を引き締めて、戦乱の後の国へ。本気汁全開。で、なんやねん、その汁って。(ノリツッコミ)
長年の夢がかなうのは何よりです。忘れられない滞在になることでしょう。<br>でも命を落とすことだけはないよう本当に気を付けてくださいね。<br>本当に恐いのは締め付けるものが無くなったの後の無政府状態の時ときいてます。
わおわお、いましがた(6/19)見つけました。西欧なのですがはっきりいって、こちらの路地裏の方が怖いかなぁ。kokoさんの行っているカンボジアと方向性は違うけれども、変わらないものです。そちらもお気をつけて。