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sawadee!!紀行+


2004-01-16 ナマステ、ジュレー、タシデレク。 [長年日記]

LEH(LADAKH)

まだ滞在2日目にして、いろいろと知り合いが増えました。オフシーズンだけに旅行者自体が珍しいのか。それとも白人ほどとっつきにくくもないからか。おおよそ仏教徒の日本人はけっこうモテモテである。ひとりはチベタンフードレストランのコックとして腕を振るっているロブサーン。マイソール(インド南部のチベタンタウン)出身。ここのレストランは野菜をケチらないので味もよく、ローカルに人たちでいつも満席。店を閉めてから夜中にチャウメン(ヤキソバ)をおごってもらう。
もうひとりはツーリストエージェンシーで働くファルザン。ラダックとほど近く、今回のトレッキングの目的地であるザンスカールのカルシャ村出身。彼との出会いで大きく運命が変わる予感がする。実はこのトレッキング、未経験者には本当に難しいもので、経験者がいないと川を渡るときに氷が厚いポイントが分からないのである。彼が提示してくれたスペシャルプライスのおかげで、金欠気味の自分でもガイドを雇えることにになった。彼と出会わなければ、おそらくは単独で突っ込んでいたはず。親や元勤め先関係の方々にはとても詳細を説明できない旅になっていたところだ。コッソリ人生から好転!これで大手を振ってザンスカールに向かえます。
今日はひとつ観光しました。シャンティストゥーパという仏舎利塔と寺院。日本山妙法寺というところが建てた仏教寺です。南無阿弥陀仏と書いてあるのはもちろんだけれども、トイレに「OTEARAI」と書いてあるのは笑えました。現在のところ、高度障害は一切なし。3700m、なんともなし。当たり前とは言わないけれども、そりゃあ1年ちょい前に5000mを何個もチャリで越しているのだから、それぐらいのオツリがあってもええっしょ。
みなさーん、おいら、めちゃくちゃ元気です。
●1/シャンティーストゥーパからの眺め
●2/ゲストハウスのアマレ(おかーさん)
●3/今日も屋上へ
●4/今日も王宮を
●5/ゆっくりと働くおじさん
●6/ここが今回のたまり場、ニューチョイスレストラン
●7/ソンブー君は麺をつくる
●8/麺の山
●9/テキパキと働くスタッフたち
●10/できたてチョウメンだぁ。
では、今日も写真をばっ。
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みいさん (2004-01-24 13:07)

良いガイドさんが見つかって、良かったですね。<br>それって、生死を分けかねない程の、出会いじゃないんですかねぇ。

uracci (2004-03-02 10:45)

(後日談)結局、このガイドを使わないことに。実は写真に出てくるソンブー君がザンスカール出身だということが判明したのです。にんまり。