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sawadee!!紀行+


2004-04-07 自炊開始。

KABUL

メシ高いです。だいたい一食1ドル。んなもん、無理でしょ。旅の 期間が短くなっちゃいます。てことで、ラダック以来となるコンロ と鍋を出動。市場をうろうろしていると、新たな発見が!野菜が異 常に安い。ほうれん草やニラなんて、日本で売っている束の3倍以 上はあろうかという量で0.2ドル。いま部屋をシェアしている友人 たちと野菜炒めをつくってみました。クッキング・イン・カブール。 内容はというと、ナスとネギの炒め物。これがまた醤油プリーズ! という出来。もうひとつはポテトを炒めたあとにほうれん草とニラ を入れてオリーブオイルをぶっ掛けたもの。これもウマイ。ひょっ としたらカブールで店を開いちゃう?というぐらい。カレーばっか りのところから、今度はケバブばかりのところに来ているので、新 鮮さもひとしお。ラホールで会っていた創くんとイローナも合流。
いまからつくる夜メシは、秘密兵器を出動させます。その名もバー モントカレー。友人の淳君が日本から数ヶ月も運び続けてきた一品 なのであります。野菜もりだくさんのカレーを食って、さて、バー ミヤンに向かうとしますか!であであ。
(追伸)中国製の電池、一度も使うことなく死亡…5秒で充電が完了する一品です。
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くろさわ [突きすすんどるねー。ひさしぶりー。こちらはチャリに乗ったりしながら日々ぼけーとしてるよ。 春だもの。しかたないよね ..]

 [おーー淳君バーモントカレー持ってたんかーー!そ、そんな事一つも聞いてない!食べたかった…皆もしかしたら秘密兵器どっか..]

Pero [オー、いつの間にかアフガンですな。すごい!君の実行力は賞賛に値するよ。こっちはみなさんあれこれ変化もあって、月日の経..]

uracci [くろちん> で、どうよ?ちょっとはやせたんかい?こっちなんて、もうかれこれ2ヶ月の禁酒だよ。浮き輪のない海は沈むので..]


2007-04-07 猪苗代で取材

inawashiro_fukushima

朝一番に横浜を出発して向かった先は福島県の猪苗代町。取材対象の人がいるからなのだが、首都高の渋滞回避のためにむちゃくちゃ余裕を持って家を出た。取材の時間は13時からだけれども、着いたのは10時過ぎ。いや、これって正しいのよ。あと1時間出るのを遅らせたら、通勤やレジャー渋滞に巻き込まれて13時くらいになっちゃうからね。

てことで早く着いた福島県。んなもん、行くのは喜多方ラーメンでしょ。てことで、片道30kmくらいのぜーんぜん信号がない素晴らしい道を一路喜多方へ。あまりにも歩いている人がいない、あまりにも牧歌的、あまりにもぼろぼろの納屋たち、手ぬぐいを頭に巻き付けたおじいちゃんたち。典型的な日本の田舎だ。対して自分が住んでいる横浜も、明らかに現代日本。どっちが日本なんだ、どっちも日本なんだ…複雑な気分になる。あんな横浜の生活なんかポイッと投げ出して田舎に移り住むとしたら。いままで行った地方都市では「仕事ないんだろうな」とか現実的な結論に押しつぶされてきた。でも、ここまで田舎だとなんか開き直れそうなくらい、もうどうしようもなく田舎なのだ。まず素晴らしいのがマクドナルドがない。これには驚いた。一店鋪くらい赤字だろうと日本全国制覇をローラー作戦で展開中の資本主義にまみれたあの企業が見放した観光地。なんか、こういうのが本当の自然(=ナチュラル)なんだろうなぁ。
遊覧船はくちょう号
▲猪苗代湖の遊覧船「はくちょう号」

さてはて、喜多方ラーメンで行ったお店だけれども、名前は「はせ川」。もうね、ここはバカうま。豚骨>醤油>塩>味噌、細麺>中麺>太麺の自分が「ここは醤油+中麺でも大好きだ」と思えた初めての店かもしれない。横浜のくじら軒もマイフェイバリットの丸仙もここには勝てないな、という味だった。絶対におすすめ!
喜多方のはせ川のラーメン
▲「はせ川」で頼んだチャーシュー麺

取材自体はまぁつつがなく終わったけれども、難しかったのは撮影。やや暗めでオレンジ色のカーテンが部屋中にオレンジ色の光をばらまく。その上、影やら蛍光灯やらが点在。ホワイトバランスをとって撮影するも、場所と方向を少し変えると色温度がガラリと変わる。色かぶりのオンパレード。うむ、もう一台一眼デジを買うべきだという結論に達した。もっと儲けてE-1の後継機を狙いたいところだなぁ。室内はこれまでにも何度か撮影していたんだけれども、今日は勉強になった。劣悪な環境は人を育てますな。専門分野じゃないのに、と言いつつけっこう勉強好きな自分がいて苦笑。以前はこんなにマジメだったっけか?

撮影後に向かったのはホテルリステル猪苗代。じゃらんで「4000円弱で泊まれるのにキッチン付き」という情報を見つけて申し込んだのだが、ここはすごいよ。プライベートゲレンデまであるじゃないですか…。施設内に居酒屋はあるしテニスコートやパターゴルフがあるし、これで4000円以下???と部屋に入る前から感じていたけれども、部屋に入ってさらに驚いた。猪苗代湖と会津磐梯山が見通せる高台に、都内なら家賃15万円以上はしそうなマンションみたいなところじゃないですか。キッチンは聞いていたけれども、食器とかもこんなに揃っていて、バスとトイレがセパレートなんて…。うむ、一度こもって仕事をしたいときに来てみようと思った。
ホテルリステル猪苗代からの景色
▲ホテルリステル猪苗代(一名約3800円也)からの景色

もちろん夜は地酒と馬刺。馬刺めちゃくちゃ安くて新鮮。さらに驚いたのは海産物の豊富さ。福島県自体が海に面しているし、青森〜三陸〜気仙沼が近いということも手伝って、ホッキ貝・ホタテ・ホヤなんかの貝が1個130円って!!!もちろん購入。酒の肴にもってこいだ。そして酒。日本酒がむちゃくちゃ豊富。よいねぇ福島。
日本酒がたくさん
▲しょぼい酒屋でこの品揃え!!!

もし、北関東から東北南部で別荘を買わなきゃならないとしたら、猪苗代を選ぶよ、おれは。那須高原?あんなとこせっかく息抜きに行っても、周囲はみんな都会人、意味ないもんね。その点、猪苗代は海の幸も山の幸も豊富で、マクドナルドがないパーフェクトな田舎。食後のラーメンも抜群で言う事なしなのだ。


◎福島県や猪苗代&喜多方の結論
・マクドナルドすらない。(素晴らしい)
・喜多方ラーメンはうまい。特にはせ川。
・福島県は海の幸も山の幸も豊かだ。
・ここはブルガリアか?と感じるぐらい旅度高し。
・みちのく一人旅は東南アジア一人旅よりもシブイ一品である

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

Gucchi [羨ましいなぁ〜。 最近、東京、神奈川でしか仕事してないよ(-_-;) ほんとは田舎大好きなのに…(;O;) ラオス..]

sachi [なんか、このはくちょう号いいなあ。。 猪苗代かあ。。。 あたしゃ、けっこー行ったでよ。 猪苗代湖キャンプへねえ。 ..]

uracci [Gucchiさん> 首都圏の案件に呼ばれまくってますね。。。けっこう海外やら地方に行かれている印象なのになぁ。ラオス..]