2006-05-28 コピー仕事は、それでもうれしい [長年日記]
okurayama_yokohama
一昨日、30時間ほど忙しかった。とあるムック本の仕事が入ってきたからなんだけど…「締め切りまで24時間くらいですかねぇ…」「資料はないです、ネットで」「いえいえ、3本と言わず4本でも5本でも請けていただければ」ということで、久々に臨戦態勢。1本あたり見開きの2ページ、フォーマットは決まっている。それにしても、文字ぎっしりのフォーマットだ…。書くことは、
●プロ野球再編問題
●イラクの人質事件
●某有名人の事故、そして
●有名人の年金未納問題
●有名日本サッカー選手の引退
●有名ミュージシャンの薬物逮捕
というふうに、なかなか興味深い。予備知識はあるから、なんとかなるかと思って、ひたすら調べる、ひたすら書く。自分は芸能分野が苦手で、該当するものが何本かあるので、手こずるだろうなぁと思っていた。しかし、事実は違った。
『記者会見』を主体に書くんだけど、例えば「プロ野球再編問題」だったら、近年の野球の動向も、過去の動きも、ナベツネも、古田も、楽天も、ライブドアも、ソフトバンクも、WBCも、スポーツ経営のシステムも、…などなどいろいろ知らなきゃならない。普段から野球は興味があるけど、さて書いてみるとなると「言い切り」をしなければならない。会話みたいに「ほら、あの頃ソフトバンクが突然認可されてさぁ。でも、パ・リーグってああいう状態だから」ですまない。調べるのも、書くのも、文字数を合わせるのも、すべて含めて仕事。えらいもんを請けてしまった!と思ったよ。
24時間で5本だから(閉め切りすぎてから、まだ溢れていたらしいのでプラス1本請けて30時間で合計6本になった)、1本あたり5時間弱。「プロ野球再編問題」と「イラク人質問題」で12時間使っちゃった。心臓に毛が生えていても、さすがにこれはヤバイ…と思った。でも、有名人関係は、全然てこずらなかった。有名人自身と事件、事件の核となったコンテンツを調べたら済んでしまうのだ。語弊を恐れず言えば、Wikipedia+αで事足りる。
コピーって、やっぱりスケールが大きなものをコンパクトにまとめるって大変だ。まだまだ勉強だね。あと、広告畑出身ってことで褒めるのは簡単。でも、含蓄があって読後感もあって、さらにビッシリ批判するのって難しい。しかも、今回はレイアウトが決まってたから、見出しごとに文字数も決まってたし。まだまだ勉強ですわ。ブログだったらけなすのは簡単だけど、仕事でってなるとなかなか根性が必要です。1本5時間弱で署名原稿だから、いまも書き忘れた大切なことがないかと検索したりしてます。でも、書くってやっぱ楽しいわ。旅が書けたらなお最高だ。
どうもです。こちらでは初ツッコミですね。<br>いや〜、ちょっと(かなり!?)ハードなスケジュールのようですが、物を書いて飯を食っていくというのは、とてもうらやましく思います。もちろん、これまでに血のにじむような努力をされてきているのでしょうが。<br>私も、もっともっと書かなくては。
本領発揮だな。<br>言い切りって難しいわ。<br>俺、「あのバンドださい」くらいしか言えないw。<br>理由は・・「ださい」<br>ほめるのはもっと難しいけどね。<br>うそ臭くなるもん。
せっき〜さん><br>どもども、ハードかライトしかないです。ハードな時は、申し合わせたかのように何社か電話くれます。暇な時は何社も電話くれません…。<br>O'sam><br>逆やろー。ださいっていう落としこみなら、何を書いてもうさん臭なるって。そう言うしかないわ。で、ほめるのは…美味しんぼ見ようぜ。誉め言葉のオンパレードだ。アカンときは「たわけがっ!」でいいのだ。次からは「ださい」と言わず「たわけがっ!」ですよ。先生。