tokyo

今日の報道ステーションは納得がイカンなぁ。JR西日本の内部文書を見せながら「安全よりも稼ぐことが上にきている」を繰り返すナレーション。確かにアカンのだけども、そんなことは先見の明のあるメディアなら民営化するときに言っておけよ…。警察もメディアも、コトが起きてから動く。予測と予防を許さない日本という体質からどうにかせなアカンのちゃうか？と言いたいけれども、TVも企業である限りスポンサーやら何やらあるからね。そら、言いたいことも言えんわな。そういうものを自分の知識のソースにせなアカン環境がダメなんかもね。生まれてくれ、健全なNHKのような存在！
国営のものを何でも民営にする。その動きは確かにダブついているオカネのサイクルにつながるし、役所組織のスリム化につながる。ただ、民営企業というものは、資本主義社会の中では利潤を追い求めるべき存在でなければならない。JRは経営という名の天秤に安全と利潤という矛盾するものを乗せてしまった。で、郵政が民間に移ると、どうなるんだろう？郵政は意外と民営化した方がよかったりしてね。営業努力をして、郵便事業が拡大したら万々歳だよ。インターネットや携帯電話よりも手紙とかはがきが増えた世の中ってええやん？この前、電車に乗ったら乗客が10人くらいいて、そのほとんどがずーっと携帯電話を触ってた。「あぁ、くるところまできたな」と思ったよ。オレらの世代を最後にアナログって死ぬんだろうね。哀しいね。