2004-04-17 [長年日記]
MAZARISHARIF→BARKH→MAZARISHARIF
朝、これまでの旅でバナナシェイクが一番うまい感じた店で一杯傾けてから、バルクという旧城塞都市に出かけた。砂漠の中の一本道を借り切ったタクシーが行く。砂漠といっても、完全な砂ではない。小石が混じった堅い土の砂漠である。チンギスハーンに滅ぼされたという城塞都市のモスクには地下があった。ここでコーランを唱え、トランス状態に入り、瞑想するのだ。いまは使われていない。公園を散歩していたら、バディアライという青年に会った。彼の家でゴハンをごちそうしてくれるという。このときはヨシヤとふたりだったので、「実は5人グループなんだけど…」と打ち明けると「そんなの一向に構わないよ。みんな連れておいで」というので、残りの3人を探し出して彼の家に行った。ケシの花が咲く彼の家は、ちょっといい暮らしをしていた。「もし泊まるなら大歓迎だよ」と言う。イローナと創くんは15日VISAなので、先を急ぐ。自分とヨシヤが再訪することを約束してマザールに帰った。
実は今日、一仕事こなした。「アフガンで最先端の髪型にしてくれ」。そう、散発をしたのだ。webにむさっくるしい髪の毛と素顔を乗せるのは、恥ずかしいのだが、まぁ下の写真を見てください。なにが、最先端なんだろうと思います。(ちなみに僕の見知らぬ人がこのサイトを見てププり書き込みをし次第、はずします、期間限定のカミングアウト)
今日は夕焼けが綺麗でした。とても澄んだピンク色だった。街の灯りも、暗くなるごとに増えてきて。オレ、マザール好きだな。きっとまた来る。