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sawadee!!紀行+


2004-01-19 スピトクグストール1日目 [長年日記]

LEH→SPITOK→LEH(LADAKH)

まつりである。日本にも古くから伝わるものが多々あるけれど、こちらのものはいったいどんな感じなのか。そこんとこをはっきりさせるべく、あさ9時と超早起きをして、スピトクゴンパに行ってみた。
たいていのゴンパ(チベット寺)は高台にある。そこそこの規模の村には、必ずといっていいほどゴンパがあり、そのほとんどが村で最も標高が高いところに建てられているのだ。スピトクの場合も例外ではなく、高いところにある。本堂がひとつの山の頂上にあるのだが、まだその上にはラカンというお堂もある。ひととおりお参りする。高台からの見晴らしはすばらしい。本尊を拝んで、窓から下の広場を見るとすごい人だか りである。広場のまん中で行われているチャムという仮面舞踏を見ようとしているのだ。
自分も本尊のあるところから一気に階下を目指した。ひんやりとしたコンクリートの上にキャンプ用のマットを敷いた。子ども、おばあさん、幼児を抱いたおかあさん、だれかれ構わず、マットに突っ込んでくる。現地人もやはり寒いのだった。
チャムは死後の世界観を表現しているという。それと同時に場内に結界を張って、清めの儀式を行い、次の一年の平安を祈る。もう少し詳しくなりたくて鹿やら骸骨の仮面の踊りのときに由来を聞いたけれども「死後の世界のことは詳しく知らないほうがいいかもしれない」と諭されてしまった。グストールのあと、来場者のみんなはひなたぼっこをしていました。
自分も、やってみたらきもちいい。じゃあ今日の写真っす。
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