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sawadee!!紀行+


2005-10-04 宣伝〜ちゃんと旅原稿やってます〜

oarai_ibaraki

「東京で何をやってるの?」と旅の友達にも、前の仕事の人たちにも聞かれる。そりゃそうか、単身で東京に乗り込んで就職もしてないんだから。奴隷のような肉体労働バイトをこなしながら、なんとかこの8ヶ月でメインクライアントをつくり、旅の原稿もちらほらたのまれるところまでやってきました。今月の10日に発売の雑誌で、やっとデカイ規模で旅について書くことができています。
詳細は下に書きますが、ここまで支えてくれたみなさんありがとうございます。地元の友達も、旅の友達も、前職関係の人も、ドミで私の夜更かしや掃除下手の被害にあわれた方も、いまの仕事の人たちも、そして身内の人たちも、みんなありがとう。これからもがんばりますのでよろしくです。なんとなく安定してきたかもしれません。
それでは、宣伝させてもらいます。(自分のサイトなのにあらたまってしまった…)
○媒体名
アジア倶楽部
※主に関西の書店で取り扱ってます。中を見られたらお分かりになるかもしれませんが、広告主も関西が多いので、それ以外のところでは手に入りづらいかも。関東では池袋のジュンク堂書店で見かけました。
○掲載形式
11Pカラー/第二特集
※いきなり登場で、頭からふたつ目です。しかもフルカラー、扉付き。やった〜。
○掲載エリア
アフガニスタン(カブール・バーミヤン)
○掲載号発売日
11月号/10月10日発売
○プレスリリース
《アジア倶楽部》ホームページをご覧ください。
http://www.asiaclub.co.jp/
今後もここを使って宣伝しまぁす。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

ポテルーシ [ををを、なにより、なにより! 順調に生きておられますな。アジア倶楽部、みっけたらゲットするッス。 そんななかこちらの..]

uracci [まいどまいど。そうよ、やっとなのよん。 順調かどうかはわからんがとにかく生きております。Mさんを長く続けられる人はホ..]


2006-10-04 いまが整理するときなのに

okurayama_yokohama

景気が向上しているそうな。「いざなぎ景気」並と言われても、バブルすら知らないおれたちの年代は、それがどういうものかピンとこない。対して、バブル後の不景気はよーーーーく知っている。そう、まるで阪神タイガース暗黒時代のような、あの不景気だ。さて、そんな世代育ちの自分だけど、景気上向きはちょっとずつ感じている。いろいろと二束三文のものが増えているのだ。例えば、townworkなどの求人情報誌を見ると、なんだかページ数(=雇用の量)が増えている気がする。自分の仕事では…安めの仕事がどんどん増えている。うむ、そちらに伸びてきたか、この景気は。
これは、誰もが思っているだろうけど、まったく良くない。世の中のモノや雇用や、果てはおれの労働単価まで、安くてたくさんはダメだよなぁ。正社員雇用を増やして、モノづくりも本物志向になって、社会の末端も「これは何か良いぞ」という社会にならなきゃいけない。でないと、自分のような勉強中の人間は、「がんばったらあんなこともできるんだ!」という夢のある将来を描けないじゃないか。偽物やそこそこの質だけをたくさん増やす今回の景気は、日本の先細りしか想像できない。

当たり前グラフ

いつから日本はコンピューター産業で遅れを取ったのだろう?いつから日本は衛星ロケットを他国に打ち上げてもらわなければならなくなったのだろう。それは「商売」から「ビジネス」に日本経済が変化してきたことが大きい。リスクを避け、大きく儲けようとする大手企業型&東京型の「ビジネス」は、確かに一時的な不況に強く一時的な好景気に乗っていける。先の不景気で製造業の生産拠点を中国やマレーシアに移した各社の施策なんて、まさにその象徴だ。でも、本当にそれで良かったの?何か大切なことを失ってないかい?
「やっただけ儲かる」という実力主義は大いに歓迎する。でも、その実力=実績を「自分だけ」とか「自分達の会社だけ」「いまが一番大切」でヨシとする東京型のビジネスでは、今後は危ない。景気が上向きの今だからこそ、薄利多売の世の中に別れを告げ、量より質を向上させていかなければならない。そのためには「ね、ええ質でしょ。我が社はもっと勉強してええもん作って、お孫さんの代まで面倒見させてもらいまっせ」という大阪型の商売=商いの精神が必要ではないか。おれって考え方が古いんかなぁ。