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sawadee!!紀行+


2004-08-09 後遺症

BRIGHTON

ゲイフェスも終わり、さて帰るか、とバスに乗ったらまだ続いていた。しかもヤツは自分にやってきた。「ゲ/そのiPODいいねぇ。見せてよ」。「u/OK〜(向こうの座席に見せようと手渡すオレ)」。「ゲ/よく見せてよ!(むりやりケツを隣の座席に!しまったゲイの方だったかと思ったのも後の祭り)」。というやり取りの末、数十分立ち去ってくれなかったさ。バスに乗って警戒スイッチを切ったとたんに訪れたハプニング。やるな、ゲイ君。


2006-08-09 くいもの一般論〜首都圏vs関西三都〜

okurayama_yokohama

中東情勢に愕然とする中、今日も食べ物の話ですが、これは平和的な骨肉の争いだなぁ。どちらももプライドあるだろうからなぁ。こんな危険なタイトルだが、ずばずばいってみよう。もちろん、「ちゃうで!」という意見は大歓迎です。一応、両方に二都市以上住んだことがある経験からの現段階の結論です。

◎首都圏が関西三都に勝っているもの
・超高級食
カネにモノをいわす場合、絶対に関東の方が対応できる店舗数が多い。また種類も多岐に及ぶ。これは集計したらおそらく関東に圧倒的な軍配が上がる。ただ、すっぽんとかてっちりとか割烹とかの本店は地方各地の場合も多い。日本食以外は本店が東京にあるのがほとんどだ。
・マズイ店の数
どうしてこんな店が存続できるのか、という味と値段の店が平気で街角に並ぶ。単純に人口が多いからだろうけど、このトラップは好奇心旺盛な方やマゾの方にはうれしいのじゃないだろうか。1000円以上のランチで罵倒したくなる経験はα波への挑戦とも受けとれる。中にはテレビで取り上げられ「彦龍」のようにネタに昇華される場合もある。そもそもグルメガイドなどが出版された経緯は、適当に店に入ったらガッカリすることが多いからだと思う今日この頃。
・蕎麦とか米とか
これは平均値としてという前置きが必要だが、関東に軍配が上がる。両方とも物流という視点から大生産地が近いということもあるだろうけど、関西だって入手は可能のはず。関東人がこだわっているから味が上と言うしかない。チェーンでない小さな弁当屋などの米は関東の方が良い。蕎麦屋も名門も多く、店舗数も多い。
・ラーメン
これも絶対に関東の方が上。死にものぐるいでラーメン屋に弟子入りする様子がTV番組になるなんて、食う方も食わせる方もこだわっているからに違いない(おれは腹抱えて笑う番組だけど、関東人はマジメに観ている)。関西では唯一京都だけが張り合うことが許されているのではないか。神戸人として「もっこす」には誇りを持っているけど、芦屋界隈のノリとかなんて完全に関東のパクリで二番煎じ。和歌山ラーメンもブームになったけど、いまいち人に薦めるほどのものではない。あと一風堂とかの有名どころは、博多ラーメンで関東進出の前の実験地として大阪が選ばれただけ。武蔵小杉の「丸仙」やら港北ニュータウンの「くじら軒」で、おれは生まれて初めてラーメンを週に何度も食いに行きたいと思った。
・きれいにこだわる人たち
中野の「川二郎」やら、月島の「岸田屋」のように、「この食材をこの売り方でおれらはずっとやっているんだ、これからもやるんだ」というコダワリを、江戸っ子ならではの粋と芯の強さをもって感じさせてくれる店も多い。これは住んでみて新しい発見だった。若者ウケや店舗内装に凝ったりしている店だけでなく、本物を日本文化に乗っ取って商売する店もけっこうありそうだ。
・輸入ものの広さ
例えば六本木のブリティッシュ・パブ(エロくない普通の方ね)になんて行けば、世界のうまいビールをのむことができる。ヒューガーデンだって、prisnerだって、いろいろ置いている。関西にだって、局所輸入に強い店はあるけど、「神田カブール食堂」とか西日暮里の「ZAKURO」みたいな多様性は関西には少ない。これもアベレージで見たら関東の勝ちだろうなぁ。

◎関西三都が首都圏に勝っているもの
・庶民的な店がうまい確率
関西でマズイ店はネタでない限り一般的には生き残れない。適当に入ったら普通の店かうまい店。これが標準だったから、いまの関東暮らしはこたえるなぁ…。
・コストパフォーマンス
大阪と京都の一部に言えることで、神戸は例外かもしれない。とにかく、庶民の店は安い。例えば大阪天神橋筋五丁目の串カツ屋「七福神」で、腹一杯食って、酒を3〜4杯飲んで2500円程度。都島の「穴場」なんて寿司を食いまくって飲みまくって一人3000円程度。この値段でも味がある程度の水準を超えていないと「あそこ安いだけで味が落ちたな」と一瞬で広まる。ちなみに神戸は大阪と京都に比べてムダに割高に感じる。
・内蔵料理
なぜ、関東のスーパーではスジが100g128円もしたり、ホルモンがなかなか売っていなかったりするんだろう。シマ腸とかアカセンとか玉ひもなんて、存在を見かける方がマレである。試して嫌いな人は別として、試しもせず内蔵の食べ方を知らないのは人生の損失だと思う。特に焼き肉と煮物は内蔵がうまいっ!
・お好み焼き
ぼくは関東の外食でお好み焼きを食べるのヤメました。それほどひどいです。勝ち負け以前に粉モン精神という視点で関東が土俵に上がっていないと言える。粉モンにこだわってる方がおかしいのか、粉モンに期待しないのが普通なのかは見ている人の判断に任せるけれども…。関東のお好み焼き屋よ、客に焼かせて1000円とか取るな。しかも生地どれだけ薄めてるねん。職務放棄か詐欺だよ、あれは。お好み焼き屋という看板をはずして「お好み焼き屋のマネゴトを客ができるレンタルスペース」という看板に変えるべきやろ。多くの関東人が関西のお好み焼きを食べて「まったく違う…、いままで食べてたのは何だったんだ…」となる。これは広島人も同じことをよくボヤいている。
・うどん
讃岐が近いから、と言えばそれまでだけど、うどんに対する考え方が違う。ダシがどうこうという問題だけではなく、うどんの存在を大切にしている方がうまいのは当たり前のことだ。それは関東の蕎麦にも当てはまるかもしれない。蕎麦好きの関西人の友人は多く、お初天神の瓢亭「夕霧そば」とかの話をしたりするけど、やはり関西で蕎麦を食う所は決まってくる。それと同じで、うどんも関東では店を選ばなくては楽しめない。だから、うどんは関西でしょう、となる。
・個性的な店主や店員
おもしろい場合も、面倒くさい場合もあるけど、店員とかと話をして弾むのはどう考えても関西だ。関西のメシ屋は味以外にも人間的つながりを大切にする。だから自分は好きだ(同時に、だから私は関西の店は嫌いだ、という意見も世の中に存在するはずだと思う)。ただのアルバイト君やパートさんも、いい店で働いていたらロボットのように働くよりは自分の「おもろい」を追求し始める。客もアホなもんだから、マニュアル外の対応ばかりになってくる。それが関西の文化なのだ。食われるなよ、合理化に。
まだまだネタはあるけど、いまのところはこれくらいで。

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アメモリ [輸入ものの多さ これがあるだけで、元気になる!!東京生活の彩り。 有楽町の全品630円プーケット本店のタイ料理や..]

Pero [穴場 みたいな店 どこかにないかなぁ。(-_-;) こっちへ来てから安くて美味い魚料理の店が見つからんね。 金出..]

ゆみ [大阪は行ったことないんだけど、長崎にしろ、沖縄、北海道にしろ名物があるんだけどさーー、店がたくさんありすぎてどこがう..]

TEKKAMAKI [ボクは関東にも関西にも住んだ事が無いけど、東京に行った時に、東京娘の肌は荒れてるなぁと感じたから、一般人の食うもんは..]

uracci [がんがん書きまくったのでお返事もらえるかと思ってたけど みなさん、こだわりがあるようで。 maimai> もんじゃ..]