2004-05-17 雨はやる気を奪う。
HASKOBO→SOFIA
起きたら雨が続いていた。これだけでヒッチを断念するのに十分だった。雨具がないのでヒッチポイントにすら行けないからだ。バスに乗る。ソフィアには3時間でついた。空は曇っているけれども、観光はできる。ということで、5つの教会、ひとつの市場、ひとつのアートギャラリーをまわった。ギャラリーは力の入ったものばかりでおもしろい。ウタマロやヒロシゲの浮世絵、モナリザの贋作、アフリカの木彫り人形など、かなりの質と量を見た。泊まった宿はビキ。72歳のまるでドーラおばさんのようなおばあちゃんが経営している日本人に人気の宿である。しかし、いまは日本人がいなかった。ひとりで飲む。飲んだくれて寝る。
2006-05-17 昆明から西に200km地点【淳くん情報】
okurayama_yokohama
例の淳くんから、メッセージが来た。
●↓原文まま(すぐ下に分かりやすい日本語訳あり)
ima kunnminn kara nisi no nannka toiu matidesutai
200KM gurai koide ketuga itasugite jininarisou...
kousokudouro no sokudou bakkariwo hasittakara kesiki
ga tanntyou yakara hitori utawo utainagara bakusoutyuu.
afugan no syasinnten ha ittemitaina-.iPod ni afugan no syasinwo iretete
ryokousya ni misetara kouhyou de motibe-syon mo
agattasi!
●直訳
いま昆明から西のナンカという街ですタイ
200kmぐらいこいでケツが痛すぎて痔になりそう…
高速道路の側道ばっかりを走ったから景色が
単調やから一人、歌をうたいながら爆走中。
アフガンの写真展は行ってみたいなぁー。iPodにアフガンの写真を入れてて
旅行者に見せたら好評でモチベーションも
上がったし!
●uracciのコメント
なんでいきなり九州弁やねん!と思いつつも、早くもこぎはじめているようで、安心しました。だって、こぎ始めすらしないっていう予想もチラホラ。彼が写真を始めたのは、パキスタンやフンザを旅した2004年くらいで、その時の写真って自由度があってなかなかのもんやったんよね。いろいろ知識を仕入れるに従って、カタくなっていったのも確かだから、チャリ旅で撮るってのは自由さを思い出してよいと思う。最近、自分も知ることは知らなアカンけど、頭かたくちゃダメなんだってしきりに感じる。でも、それがコントロールできたら努力なんていらないんだわさ、というループ。
▼どこまでも自由人、淳くん。車がアフガンでパンクという一大事よりも砂煙を撮る男!