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sawadee!!紀行+


2005-02-01 ボケと検索は使いよう。 [長年日記]

kobe

労働中に、息抜きしたくなる。そんなとき、みんなはどうしてるんだろ?自分にはマイブームがある。どうでもいいコトバを検索するのだ。これまでには、「流行りの」とか「貴方」とか「貴女」を調べたことあり。「肉まん/歴史」と中華の深淵に近付こうとしたこともある。で、今日はこれ↓をいってみた。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%83%84%83%93%83L%81%5B&lr=
祭斗って!占いまであるよ、ひえ〜。上から3つ目なんて、特に秀逸。彼女が茨城県出身なんだけど、ひょっとすると…そうなのか?うわー。思わずブックマークしてしまったよ…。とまぁ、こんな感じで休みが異常に長くなることもあるわけだ。おもしろいの募集中につき、ぜひ情報交換を希望☆


2005-02-02 短編 [長年日記]

kobe

「あんた!気は確かか!!!」。
ばあちゃんが般若の面をつけたかのような形相で飛びかかってくる。えっ…、とフリーズするおれの手からグラスを奪うと、バサアと中身を流しにぶちまけた。カラン、カランコロンガランン。氷が乱暴な音をたててシンクの中を跳ねまわる。そのうちのひとつが、ゴロロロロ…と回転して、やがて止まった。「あんた!朝っぱらから何やってんの。アル中になるにはまだ早いで!」。ばあちゃんの声が、朝の住宅地に響き渡る。一山のテンションを越えた空隙を縫ってゆったりと朝のニュースが流れてきた。『NHKがタクシーを年間に43億円…』。放送を遮るようにばあちゃんは続けた。「あんたが、あんたがお父さんより早くアル中になるとは思わんかったわっっっ!」。おやじが眠たそうな顔で起きてくる。修羅場になる前に、違うんやがな、と説明した。まだ朝の6時半にもなっていない。実はかねてから取り組んでいたプレの案が朝方にようやくまとまったので、飲んで寝ようとしていたのである。社会的な信頼よりも、家族の信頼がほしい今日この頃である。


2005-02-03 ボンクラ継承。 [長年日記]

kobe/himeji

久々に遊んだ。しかも、28歳にもなって桃鉄をした。さらには、小学生からのおれの桃鉄史の中で歴史に残る名勝負をしてしまった。ちなみに大学の後輩たちは、常々こんな感じらしい。もう、その贅沢な時間の使い方ときたら!よく魔性のおばはんが若い男の子の精気を吸い取るとか言うけど、ホンマにこのボンクラどもの時間を吸い取りたいと思った。でも、親父がよく「ボンクラほどかわいい」というのもホントのことだと感じた次第である。
麻雀もした。後輩からギリギリだけどトップ賞をもぎ取る。大人げない。負けてもいいのに(くすくす)。数年前、そのときの勤め先の元社長とも卓を囲んだことがある。遠慮すべきなのに、なんでかそんなときほど元社長だけからあがり続けてしまう。「ロン」と言う度に額に血管を浮かせておられた。こういうときほど敬語がスムーズに出るのはなぜだろう。
※名誉のためのひとこと/もちろん自分の大負けもあります。いつもじゃないのであしからず。

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Notty [名勝負でも負けは負け。]

uracci [麻雀は勝ったからええの!]


2005-02-05 上げ、そして落ち。また上げ。 [長年日記]

himeji/kobe

この興奮を誰かに伝えたい!大学時代のクラスメイト、みーさんとカフェに行ったんだけど、そのときの会話から新企画を思い付いた。企画=アイデア=商品なので、詳しくは言えないけど、「そうそう、それを知ってたら人生変わるよね!」というものである。uracci、ついに教育界へ。これからの日本を背負う若い人に打って出るわけだ。
しかしながら、このアイデアは危うく水泡に帰すところだった。夜、彼女から電話がかかってきて「これこれこういうことしようと思うねん。どや、ええアイデアやろ」と鼻息も荒く言ったところ、「それ、有名な某作家がすでにやってるで」とカウンターパンチ。危うくノックダウンしてしまうところだった。その有名作家とは決定的に違う点があったし、そこに意味があるからよかったものの、アイデアがぽしゃったときは落ち込むよねー。

●後日談
友人のタソとぐっさんに協力してもらって、企画を固めることができた。ありがとー。みなさんにも、日の目を見たらそっこー報告するのだ。


2005-02-07 ブルガリアの薔薇は有名ブランドの香水に使われている。 [長年日記]

kobe

久しぶりに普通の他人と会った。登録制のバイトで“たな卸し”のバイトに行ってみたのだ。そこに来ていたのはフリーターの21歳とか23歳の男の子で、「ええ車ほしいんすよ」とか「ラクできて稼げるバイトないっすかねぇ」とか話していた。休憩のときにバイト一筋でこの業界の事情通っぽい子が早口で切り出した。「できるだけ、ゆっくりやって残業代は稼ぐべきっすよ」。よく聞く一般的な会話かもしれないけど、実際には自分の周りで聞かないことだったから驚いた。サボらない方が自分のためになる仕事&バイトを選んできたし、何も考えずにがんばるのってラクだから、いつもそっちばかりしてきたからね。ある意味、がんばるって無心になればいいんだもの。
たな卸しといっても、機器を使うのは派遣先の人たちだけだった。我々のような箸にも棒にもかからない下っ端は、ひたすら棚にある商品を数えて紙に書いていくのだ。実はこの単調作業がまたおもしろい。ホントは次に出す企画を考えながら流してやるつもりだったけど、ハマる要素が多分にあった。商品陳列の場所で『押したい商品』が分かるのである。特に消臭剤や化粧品は種類が豊富。扱いもピンからキリまで違うのだ。
はい、この店だけの話になっちゃうけど、押したい消臭剤&芳香剤(もしかしたら懇意のメーカーに押すことを頼まれた商品)は何だったでしょう?結果は『消臭卵』と『トイレその後に』じゃないかなぁ?目線の高さにずらっと並んでた。『消臭力』もいい線いってる。あとはしゃがまなければ取れないところにズラリとマイナー商品が並ぶ。ここらへんは「広告の品」とかで目を引いていた。とにかく、こんなことを累計して何になるのか分からないけど、それなりに楽しんでしまうクセが出てしまう。早く終わらせたければ、楽しめばいいのだから。特に旅は短く感じる。この前のなんて感覚的には2週間くらいの気分だよ。結局、サボルことと楽しむことを葛藤させながらバイトを終えたのだった。こわっぱに気を使ってバイトをするおれ、ついに来るところまで来たか!?
ちなみにメーカーを問わず売れ残っていたニオイは『バラの香り』である。確かにオレも買わん。次にブルガリアへ行くことがあったら、バラの谷で立ち小便をしてみよう。帰国後、「やっぱ尿にはバラやわぁぁぁ」とか言ってハマってたりして。
そこのきみ、正解。下の話で無理矢理オチつけました…。

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メグミ [なぁにやってんのよ? 早く東京来なされ。 関西で満喫されてると ちきしょーKライダーで一緒に飲みたいやんか!って思っ..]

uracci [メ>満喫してへんって!名前だけ神戸市の田舎でどうしようもない生活になってるよ。友達が来るとき以外は、家でパソコンとに..]

joy [東京で「飲む香水」なるものが流行ってて、ブルガリアローズなんすけど、原液はkgあたり100万円て。ステンのごっつい容..]

uracci [おいおい、そういうことをはよ教えてくれよ、バートン。一緒にブルガリアに忍び込んで、原液つくろうぜ!バートン。ところで..]


2005-02-08 近所史開封 [長年日記]

kobe

昨日の日記で書いたバイトの帰り道の話である。伊川谷という今回のバイト先からウチまでは、直通のバスがない。バスで明石という駅まで出てから、ふたたびバスに乗り換えるのが一般的な行き方である。だが、バイトが終わったのが早朝だし、数キロの距離に600円もかけるのはもったいない。ということで、歩いて帰ることにした。アルファベットの『V』字型に進むのは時間もオカネもロスだからね。
コンビニをハシゴしながらとぼとぼと歩く。ウチの近所まで来たときには、夜も開け、深夜から降り始めた雨もやんでいた。今日は違う道で帰ってみようとふと思った。大通り1kmほど北上して左に曲がるだけなのだが、先に西へ動いてから大通りの一本裏を北上しよう考えたのである。思えば、数年前に実家がここへ引っ越してきたものの、独り暮らしが長くこのあたりのことはまったく知らない。ウチは1990年代になってから開発された新興住宅地の中にある。だからてっきりそのエリアのすべてが似たようなものと考えていたのだが、それは間違いだった。住宅地と大通りに囲まれたそのエリアは、軽自動車でも侵入できないくらい細い道が入り組んでいて、つぶれた廃自動車置き場などがあった。うっそうとした茂みも残っている。タイムスリップしてしまったかのような感覚が身を包んだ。まるで、周囲の住宅地に向かって「放っておいてくれ!」と言わんがばかりの営みが残されているのだ。茂みを回り込むように歩いていると、こじんまりとした神社が姿を現した。規模は小さい。しかしながら、そこを離れるにつれ何かが心の中で大きくなっていった。名前は分からない。が、住所をヒントに恒例のネット検索を試みた。
片っ端からホームページを見て回ること数件、やっとヒットした。住所をさらすことになるので、名前までは書かないが、そのスペックが凄まじい。神社には御祭神を祀ってあるのだが、その内容が八幡大神・天照皇大神・春日大神・天満大神・加茂大神・熊野大神・厳島大神・猿田彦大神なのである。しかもこの神社、ウチの近所の八幡神社の末社である(簡単にいうと子供ってことね親子関係の)。それなのに、まったくもって強そうだ。ここにどんな歴史があるんだ!?ネット上で調べてみたが、これ以上のことはわからなかった。古事記でも読み返してみようかな、と思った旧暦のおおみそか。
今日はこのサイトを参考にしました。てことで、親友のよしやのサイト。
●島国根性

本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]

Before...

yoshiya [工事中ばっかでなあ。今、写真を取り込んでるtこやねんけど、何せ機械の扱いが苦手なもんでねえ。 tasomも頑張ってる..]

tasom [あれ、yoshiyaくんに、私の正体ばれちゃったの??]

uracci [暗いのが誰か気になるんすけど。ひょっとして、いまねちっこく聞いてるおれか?]

キ〜マオ [明らかじゃろ?>暗いの。 それとも少しイジって遊びたいだけか?・・・なら止めん。]

uracci [キ〜マオ久しぶりやん!元気してた?おれはいま大塚にいるよー。暗いのは、ま、書かざるをえないでしょ。]


2005-02-09 拝啓、ジーコ様 [長年日記]

kobe

ください、その勝負運。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

uracci [俊輔が出ると艶っぽかったとか、大黒は今までの代表FWと違う質のシュートが打てるとか、言いたいこと山ほどだけど、特に解..]


2005-02-10 断、スパイラル! [長年日記]

kobe

チャリで明石駅前まで往復した。またもバス代の600円をケチるためである。突然だが、堕ちる周期というものは人生で必ずやってくる。「それを打破するためには、いま何をすべきか」ということを考えながらペダルを踏んだ。書く仕事は帰国後から始めたにしては順調だろう。しかし、財布が薄いと思考回路は悪い方へ悪い方へと向かわざるを得ない。「おれはいま堕ちに堕ちている」。底辺からの上昇に向けて脳みそを動かしたのだった。
駅前までの5km以上の道をチャリで行ったのには理由がある。バイトの給料を取りに行ったんだけど、交通費が出ないものだったのだ。夜を徹して働いてやっと手にした8000円弱の給料。だからこそ、そのための交通費が惜しい。面接600円+仕事日の往復1200円+給料を取りに行くための600円+移動時間の合計3.5時間を払っていたら割に合わないのは明確である。近所のマクドナルドやサンクスより給料がほしい!久々にペダルを踏んだ理由は、なんともしょーもないキッカケだった。ラダックの自転車サイトを見てくれている人には、本当に申し訳なくてしょーがない。
結論を言うと、神戸市の果てに住んでいては何もできない、ということだ。早くここを出よう。そう誓って帰り道を急いだら道に迷った!薄暗い田んぼの中のあぜ道を進んでいたのだけど、西へ向かう道が途絶えること数回。何度も西へ向かう小道へ入るが『コ』の字型になっていて、東方面へ弾き出されてしまう。遠くの幹線道路を走る車の群れを眺めながら、思考はいつしかラダックを走った時のこととシンクロし始めた。
息が切れる音がする。心臓が高鳴るのが内側からドクンドクンと聞こえる。自分は自然の営みの中で生かされている。もういい、ペダルを踏むことが今のすべてだ!ということが連々とつながっていく。空はひとつ。この神戸市西区の空は、確かにラダックへ通じている。「僕は世界中どこでも行ける」。それはこの世界が、何のことはない『ひとつ』だからに過ぎない。あたり前のことだ。小さな自分がそこにいた。ペダルを踏みしめていた。「恥じないことならば、何をやってもいいんだ」。その心境に至るまでに時間はかからなかった。自転車は原点を教えてくれる。よく「なんで自転車をこいだんですか?」と聞かれるけど、ひとつの答えに到達した気がした。
家に帰ると、ばあちゃんが「アンタ、ゴハンはよ食べーな。お父さんはもう終わってるねんで!」とせかす。食事中もしゃべりかけてきたと思ったら「そやそや、国民健康保険の振り込み用紙が来とったで」だって。現実は厳しいのぉ…。また小さな自分に戻ってしまうのだった。
少しずつ、少しずつ向上させていきますか。ボチボチでんな、とはよ言えるようにしよっと。

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JUN [国民健康保険、減免しよる?ウラ結構安くなるんと違う?]

joy [もうかりまっか〜?(笑]

chinu [はよこっちにきなはれ]

uracci [おのおのがた>今年はもうけるでー。]


2005-02-12 近未来の放物線 [長年日記]

osaka/tokyo

ホームランをイメージして打席に立つ。苦しい時こそヒットは狙わない。
待ちわびた打順がついに回ってきたのだ。しかも、チャンス。ここでイッパツを狙ってヒーローにならなくてどうする。内に秘めたる闘志。それは『誓い』とは本質的に違うものである。『念』とでも言うべきか、方向性を誤れば怨念にもなってしまいそうな『欲』でしかない。いつからか人はこの心理状態を「ハングリー精神」と呼んだ。おれにもどうやら、空腹を満たす時がやってきたらしい。
運命の奔流のまま、バッターボックスに立つ。その名は首都、東京。一回、二回と軽く素振りをして、ピッチャーをジロリと見てからバットを構えた。神戸での日々がすでに懐かしい。回想する間もなく、ボールはピッチャーの腕から放たれた。得意のゾーンにキレのいいスライダーが入ってくる。「ここだ!」。そいつを真芯でとらえ、場外までぶっ放すため、スイング動作に入ったのが今日である。東京生活、元年元旦。
朝焼けをバスの中から見た。新宿は意外と冬の朝が似合っていた。冷たい空気が歩くたびに顔の横をすり抜けていく。大暴れの2005年がついに始まったのだ。少しずつ、なんて実は性に合ってない。決めたら即、行動。この身軽さこそ最大の武器なのだから。
ということで、明日からはsawadee+的『やるだけやったらぁ!東京日記』をお届けにて候。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Notty [東京???がんばって稼いで下さいな。毎日日記チェックしときます。]

yoichi [いらっしゃい。 長いことお待ち申し上げて居りました。]

tasom [ついに関東へ殴りこみ^^ですね。今度帰ったときには飲みに行きましょう〜〜!! 頑張ってねん♪]

uracci [????????????]

uracci [↑アカン、safari(Mac標準のブラウザ)上で書いたら文字化けが…。とにかく、やるだけやりまっせ。]


2005-02-13 都会の咆哮 [長年日記]

tokyo

来て一日目にして、関西弁にいやされた。彼の名前はフクちゃん。オサムが出ていたイベントのブッキング担当である。酔っぱらってたこともあって、「♪ホテルニューア〜ワ〜ジ」や「♪有馬兵衛の向陽閣へ〜」、など関東人を置き去りにして関西ローカルCM話で盛り上がった。もちろん終電には乗り遅れた。始発近い吉祥寺駅前で、次の日が休みのフクちゃんは「いやー、帰るのいやー、どっか連れてってー」とオネダリしまくってたのだが、横では飲み過ぎて青白い顔をしたオサムが白目をむきながら「アカン、ヤバイ。アカン、ヤバイ」と空間に向かって異文化コミュニケーションを繰り返していた。見渡してみると、そういうグループがほとんどである。東京は、まことに恐ろしいところである。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

joy [異文化コミュニケーション・・・最高っすねw]

uracci [なんも白目むかんでもええと思うぞ。コミュニケーションって。]


2005-02-14 こちら大塚駅前 [長年日記]

tokyo

「らっしゃいらっしゃい。はい、お兄さん、らっしゃい!」。小さな鮮魚店の店主が声をかけてきた。「サンマ安くしとくよ」。
大型店舗がブラックバスのように個人商店を食い散らかしてすでに十数年が経つ。ここしばらくの間で店舗のあり方は大きく変わったといえよう。農道が毛細血管のように走っていた郊外では、大型駐車場完備のスーパーがあたり前。ベッドタウンの駅前も再開発の波にさらされ、鈍色のカタマリだけの街になってしまった。僕の故郷の神戸市の垂水駅前などはそのいい例である。失敗した護岸工事に、思い出をぶち壊しただけの駅前再開発。日本に帰ってきてそこらを見渡しても、大なり小なり垂水駅前みたいなものだった。しかしながら、ここ大塚には我々が捨ててしまった日本の姿が残っていたのだった。個人商店ががんばっている姿というのは、社会の荒波にさらされている自分にとって最も勇気づけられる存在かもしれない。
しかしながら今日は、買い物が済んでいた。「おっちゃん、また来るわ」。店の親父さんは、すでに違う客に声をかけていた。


2005-02-15 恐るべし、ドラゴンクエスト。 [長年日記]

tokyo

レベルが上がった。電車で移動しているときに前でつり革を持っていた男が、突然ドラゴンクエストのレベルアップの音を大声で口にしたのだった。え!えぇぇぇぇ…。このありえないシチュエーションの中、東京の乗客たちは何事もなかったかのようにふるまう。彼がまるで空気のように扱われたのだ。一応、おれは「ホンマでっか」とつぶやいておいた。
事なかれ主義の東京、アホでルーズな大阪。住民は政治を映し出す鏡であり、政治は住民を映し出す鏡でもある。オレはどちらの住民がふさわしいのであろう。とにかく納税しなきゃならない今日この頃。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

アメモリ [上京したてのとき、同じような感想を抱きました。 現役の商店街がめちゃくちゃ多い!! 地元のように瀕死状態の商店街は珍..]

uracci [瀕死の商店街は関西でよく見るよねー。アメちゃんの実家のお店エリアは、まだマシちゃう?いろんな人がいるのは確かで、べつ..]

yoshiya [関西でも不思議な人がおったわ。 駅のホームで電車を待ってる間、自分の荷物は扉のとまるあたりに置いておいて、 目の不自..]

uracci [東京に来ておれを観察してくれ。。。]


2005-02-16 魔都の自己主張たち [長年日記]

tokyo

「ところ変われば、品変わる」。これ、ほんと。帰国してからいろんなところのバイトに行ったんだけど、関西はどう考えても雇用側が有利である。イベントの撤去・設営やコールセンターなど、特に資格やスキルを必要としないジャンルほどこの傾向は如実であると言っていいだろう。
「わたし、コールセンターっていっても、自分からかけるのは、アレなんですよねー。かかってくる方がいいんですけど」。関西の企業が聞いたら、こう答えるだろう。「われは、アホか」。コールセンターの募集広告は少なくとも「企業様にサービスのご案内をする仕事です」と明記しているわけだ。その難しいことをするからこその時給なのである。しかも、これは若い子が言ったことではない。白髪もそこそこ出てきた40歳くらいの女の人である。
さらにそのあと、バンドをやってると思わしき25歳くらいの男の子が面接中に「自分、少しだけなんで電話してきていいですか?」と尋ねていた。敬語を使えばいいというものではない。面接の担当官は、「はい、どうぞ」と答えている。どっちもどっちだ。一応、おれは「ホンマでっか…」とつぶやいておいた。
これでバイトに落ちたらショックではすまされない。魔都にもほどがある。


2005-02-17 未来には順風。 [長年日記]

tokyo

大きな企画が立ち上りかけている。自分が考えたものではなくて「実現したら、uracciにも頼もうと思ってるのよ」という話だけど、こりゃ負けたわ。先輩の実力というのを、まざまざと見せつけられた。できる!と確信していることだけれども、実際に動き始めたら当面はこれでいっぱいいっぱいになるなぁという幸せな企画。おれもがんばります。ガツンといきましょう。
そして、自分が書いた企画。世の学生に夢を持ってもらえたらってもの。お昼に某教育関係の編集をやってるイソちゃんと藍さん、ミキさん、別の会社だけどオサムと昼ゴハンに行ってプレゼンした。塩サバ&コロッケ定食をつつきながら。正直、「その線で我々も動いているんですけどねぇ」と、企画に食い付きはあると言えないけれども、頼めば書ける人(かもしれない)とは認識されたはず。コピーライター時代に取材ものに行っててよかった。これから、やらなアカンことは山ほどできてきた。目先のオカネ以外は順調なり。

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tasom [目先のお金もまぁ生きてくには重要だけど、でもやらなきゃいけないことが山ほどあるって、これほどの贅沢はないんだと思うの..]

uracci [多分、おれの周りで、いや、きみの周りでも生きるだけのために必死にならなきゃならん人は少ないと思う。人を見て学ぶことは..]


2005-02-18 打ち切り [長年日記]

tokyo

しばらく日記、休みます。ほんとは、わきゃー!と日記を書ける日だったんだけど。
こんなカネのないとき、こんな佳境にライフラインともいえるiBOOKが壊れました。企画書と、よりわけた写真はiPODに移しているのでなんとかなるだろうけど。いま考えているアイデアはノートに書きとめますわ。というか、iPODのデータも早いうちに移したいところ。ブライントンでぶっ飛んだUK&アイルランドの3000枚を忘れたわけではないし。もう、ダメだわ。本当にカネがたまらないように何者かが動いているとしか思えない。きっとおれがバイトできて、このままiBOOKが動いていたらアメリカを潰してしまう人間になったのだろう。んなわけないか。
それではみなさん、macが治るその日まで。


2005-02-20 appleにプン! [長年日記]

tokyo

壊れたiBOOKについて、ねちねちと未練たらしく生きていた。それはもう、ストーカーとしか言い表せないほど電源を入れたり切ったりしていたのだ。それをみたドミトリー(大人数大部屋)の仲間が「ウラさん、なかなかしつこくやってますね」とか話しかけてくれる。活字にすると、なんてストーカーっぽいのだろう。対話に応じないコイツのご機嫌を取るために、おれはプレゼントまで買ってきた。ノートンユーティリティーズという修理ソフトである。しかし、画面が映らないのでどうしようもなかった。インストールのしようもない。まるで女の子を口説くのに、白いブリーフを買ってきたかのような矛盾っぷりだ。それでもあきらめがつかず、ひたすら修復方法を検索していた。そして昨夜。
こんなものをみつけた。
アップルのサイトに載ってるやん!と思うなかれ。一応ホームページ内には記載されているのだが、隅っこというか了見違いのところにあったのだ。検索を始めたときにおれはまずホーム→サポート→ibookと選んでこのページを見た。結論から言うと、この中に掲載されている。しかし、誰が右隅の『製品保障』の中にある『iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム(2004年6月18日改訂)』が、画面が真っ黒になる症状のサポートだと思うだろうか。しかも、自分はそのときに画面中ほどにある『トラブルシューティング』と、(これまた意味のわかりにくい)『関連TLI一覧』というところを目からお星さまが出そうなぐらい見ているのだ。このふたつは、不具合やよくある質問をまとめたものである。画面が一切映らないこの症状をどうしてここに書かないのだろうか?
これって燃える車をつくってた自動車会社とまったく一緒のことじゃないだろうか?先ほどの『iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム』のページでは、「この型番で症状が起きている人にだけサポートします」とあるけれども、話が車なら「燃えてから対処します」と言っているようなものだ。パソコンだからいいって?それはスジが違うでしょ。出張中に大切な書類が入っているマシンがこんなことになったらどうするの?火が出て誰もケガをしない車事故よりも、ある意味とても痛いじゃないか。現に自分も、これを使って進めていることを中断されているし。
書いているときにふと思った。何のためのユーザー登録なんだ?メールアドレスしか登録していない『iTUNESミュージックストアの情報』や『QUICKTIMEの情報』は毎週にでも送ってくる。だが、最も大切なこういうサポートを、住所から何から何まで晒している人に送らなくてどうするよ?
今日のブログは、クレームやら文句に思われる方もいるだろうが、APPLE風に言えばこうである。「宣伝してあげているのです。もしこの症状が出た人が検索したときにhitする可能性を高めているわけです。そう、まるでiPODのように軽やかに、iTUNESのようにアナタ好みの情報を検索できるように」。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

Before...

hazumido [期間工になれなかったのね?怪我の功名で、新しい発見と出会いがあるかもね。我が家の雌猫共は盛りで夜毎、鳴きまくっており..]

chinu [電子機器産業はそんなもんです。 完全に売り逃げです。]

uracci [hazumidoさま> 怪我の功名どおり進みつつあります。そのうち、結果でお見せできるかと。 chinu> わかって..]

こんこん [おいじょいjp@@い@!!!]

uracci [???こんこんさまもibookユーザーなのでしょうか??? 1年半も以前の日記にコメントありがとうございます。]


2005-02-24 明日は映画祭 [長年日記]

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

joy [やっぱり無理でした。ツタヤに並ぶのはいつですか?]

メグミ [東京でも上映してよ。っちゅーかエゲツない役で出たかった。。。]

uracci [joy> わからぬ。しかしキミはオレの弱点をつかみ損ねたといってもいいだろう。 メ> エゲツない役って、完全版では勝..]