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sawadee!!紀行+


2007-02-07 がんばろう、うん、がんばろう [長年日記]

shinjyuku_tokyo

旅の仲間でもあり、業界の先輩でもあるGucchi氏とけっこう面白いことを思いついてしまった。元は氏の持ちネタだったんだけれども、それを新宿のファーストフード店で「あぁだ、こうだ」と話していたら、どんどん案がまとまってきて「やるしかないでしょ!」ということに。ほんと、こんなの久しぶり。大阪で働いていたときには、何人ものいろんな先輩がいて「こんなんやろうや!」とか、いろいろ誘ってくれて、良いものが生まれてきたりしたけれども、東京に来てからは彼女と二人で一匹狼みたいな感じだったので、とてもとても久しぶりな気がした。誰かから仕事を紹介してもらって、制作軍団がいてみたいな感じじゃなくて、いきなりクライアントさんとつながることがほとんどだから、こっちで新しい知り合いできないのよね…。いつかは旅だけでなく仕事でもご一緒したい方だったけれども、いつもざっくばらんに話してくれるGucchiさんの懐の広さが、いろいろ引き出してくれたような気がする。
これまで、東京でもいろいろモノを作ってきた。クライアントもいて意向は手前味噌だけれども満たしてきたと思う。でも、なんか本当の充実にはたどり着けなかった気がする。それは簡単なことで、車に例えると自分がドライバーでありエンジンでもあるという、オイシイことをやっていなかったからだ。エンジンとかドライバーとかタイヤとかミッションとかクラッチでもなく、なんだかエンジンオイルのような仕事がけっこう多い。大切だけれども、日頃はあまり大切さを認識してもらえないもの。そして、分かる人には分かってもらえるものというところだろうか。ハッキリ言うとコピーライターは絶対にサービス業。能力はもちろんだけれども、打ち合わせひとつだけでもお客さんに夢を持ってもらわなきゃなんない。仕事できなきゃならない、話せなきゃならない、何か与えなきゃならない。これは職業でデザイナーも職業カメラマンも同じだと思う。そんな活動をメインにしている二人だからこそ、「風穴開けてやろうぜ!」となったのだろう。うーん、うれしいねぇ。幸い、4月に出す旅系の原稿以外は、手が空いている。どんどんやりたいことやるよ、2007年は。2006年、かなりニッチなこともがんばってきた。料金的にもいろいろ黙ってきた。でも、今年はちゃうよ。勝負させてもらう。久しぶりに「これは、本を目指すしかないでしょ」なんて思えた時点で、そういう風はおれの回りをめぐりめぐってくれている。単純に嬉しい。男30歳。勝負、かけんで、どないすんねん。東京の土になるなんか死んでもゴメンやわ。東京は戦うところ。だからこそ、心強い同志って必要なんだろうなぁ。先輩だからこそ、なお助かるんだけれども。ひとつでも足跡残して東京出ます。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]
jun (2007-02-10 00:01)

そんなおもろい会合があったんですかい。<br>集まってでっかい行動をおこすというのはオモロイもんですな。<br>足跡といわず爆弾落としてくださいな!

sachi (2007-02-10 01:31)

楽しみにしとるぞい!!男30!

kazu (2007-02-10 15:26)

そうそう!<br>東京は戦うところ!!<br>お互いがんばろうぜい。

Gucchi (2007-02-11 09:17)

僕も久々でした(^_^;)<br>企画書は数じゃなくて質!<br>いいもん作りましょ!

uracci (2007-02-12 04:28)

jun><br>爆弾ねー。い−ねー、それ。<br>「出稼ぎに来ている地方出身者を地元に返す爆弾=江戸文化復活爆弾」<br>がええかな。<br>sachi><br>ありがとう、女三十オーバー。<br>kazu><br>お互いリミットあるけどがんばろー。<br>Gucchiさん><br>ですです。僕らがアカンものつくるわけがない。