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sawadee!!紀行+


2007-01-29 雪山再会 [長年日記]

ski JAM KATSUYAMA_FUKUI

朝一番に機材を持って山頂に登って順調に撮影は終了。だが、高い機材を持っているのでスピードをセーブしながら4kmものロングコースを滑り降りる。これが至難の業だった。ある程度滑れるようになると、スピードを出している方がラクだと思う。遠慮する分、足が消耗してしまい下山した頃には太ももはパンパンだった。以前mtanaとキッカーやレールでビデオ撮影していた時はどうしてたっけ?あの頃は毎週のように行ってたから、スノーボード筋あったんだろうなぁ。
スキーシャム勝山でカメラをかついで登る
撮影機材を車に積み込み、時計を見るとまだまだ飛行機まで時間がある。これは滑らなきゃ!ということで福井2日目にしてやっとフリーランを楽しむ。…が、体重が増えるというのは恐ろしい。まず、スピードがやたらと出る。ニュートンによると鉄球を落とそうがリンゴを落とそうが物質は地球に向かって同じスピードで落下するはずなんだが、スノーボードは違う!ワックスの効きが弱っていても強引にスピードが出てしまうのだ。そして、加重移動の度に悲鳴を上げる足。いままでより10kg以上重たい体重を支えているんだから、そりゃ足の消耗も激しい。よかった平日で。ほぼ貸し切りのような人口密度のおかげでよけたり後ろを気にせずに済むのはありがたい。コース全体をとりあえず滑ってレストハウスで昼飯だ〜!
スキージャム勝山ってこんな感じ
サンバイザーの男を探さなければならない。なんでかというと、大阪にいたときにしこたま飲んだ友人takeshi.mがここで働いているのだ。入って一人目の店員を見る。なんとも拍子抜けなことに、一発目で発見☆1年旅に出るときに大阪の家を引き払って以来だけれども、お互いすぐに分かった。こちらにはお客さんが、takeshi.mには労働を監視する人がいるので、中高生がタバコを吸うようにコソコソと再会を喜ぶ。平日の昼間にオッサン二人して何をやっているんだ…という状態だけれども、やはり再会はうれしい!メールやらネットではつながっていたけれども、実際に会うことにはかないやしない。なんか大阪にいたときを思い出して、うれしくなっちゃったよ。
昼飯後はクライアントの課長さんと、またフリーラン。やっぱりそこそこの実力の人と行くとペースが早い。かなりかっ飛ばしていたら、ギャップを膝が吸収できず鬼クラッシュ!!!!!派手に縦回転しながら推定30mも吹っ飛ばされる。遠くから「大丈夫ですかー」という見ていた人の声。振り向くと鼻血と口からも血が!!!うーん、以前のようには滑れないもんだね。頭は覚えているけど体はついてこない。でも、こけ方は覚えていたようで、転倒に逆らわずに受け身をとれていたので被害は最小限だった。でも、よくよく落ち着いてあたりを見渡してみると片目だけコンタクトがない!麓で課長さんに「いやーやっちゃいましたよー」と言いつつも、「見えないのどーしよー」と途方に暮れていたんだけどリフト降りたら関係なし。これまでと同じスピードでおりゃーーーとフリーランを楽しんでさっそうと帰ってきたのでした。あー楽しかった。まとまりのない文章ですんまへん。