tokyo

安い仕事はもうしない。あれよあれよと案件がきてくれるのはいいんだけれども、価格設定が低いものを受けてしまった…。専門スキルをもってして、労働基準法違反並の時間単価。ずーっとやるせない気持ちで、仕事を1本終わらせたよ。
自分はこれっきりにしようと思うけれども、故意に値段を下げまくって仕事を受けるところがある。そういうところのせいで、クライアントはおれを価格競争に巻き込もうとする。「あそこはこの値段でやってくれるんやけどなぁ」。信頼関係がベースに必要だが、この発言は品質を下げるものでしかないことを、ちゃんと自分はお客に教えなければならない義を負っていると感じた次第。これを繰り返すと、世の中におもしろいものが少なくなる。不要な競争相手を増やすことで、同業者が苦む＆景気は悪くなる。すべてが悪循環。マクドナルドとか家電量販店のせいで、安いことに価値があるように見えるが、それはあくまでもエンドユーザー側の話。企業は利潤を追い求めるものだけど、おれも仕事としてやってるんで、その問題は相殺されるはず。そう考えると、やはりこの悪循環は起こしてはならない。高いオカネを取る実力ではないかもしれんけど、安売りはもうせぇへんで〜。