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sawadee!!紀行+


2005-01-13 友達論 [長年日記]

shimokitazawa/shibuya/sangenjyaya

オサムが寝坊していた。「うわっ、やってもた」と飛び起きて、部下にメールを送って状況を確認する。もともと、彼は休暇を取っていたのだけど、どうやら納品したものに不具合があったらしく、その解決のために出社しなければならなかったのだ。
メールや電話を繰り返す。いま明らかにオサムは落ち着いたフリをして、対処しようとしている。昨日の夜は「うわー、まずいことになってもたー」って下を向いていたくせに。しかーし、わかるぞオサム。うろたえていようものなら横でおれが「ふふっ」と笑っちゃうからね。そりゃ、ヤだろう。「きみのうろたえてる姿ってすばらしいなぁ」とか言われちゃうからね。あいつにはニタニタされまい、我々はそういう親友関係である。これだけじゃ正確に説明できていないかもしれないので書き加えると、逆の場合もまた然り。おれもオサムにはププられないようにしようとふるまう。そして、そのちょっとムリしている様子自体が、実は相手を最も笑わそうとしている行動なのである。ようするに、我々は「ぷぷっ、やせガマンしとるなぁコイツは」という姿を見せあうのが親友の証であり、ツボなのかもしれない。そういう関係ってみなさんの周りでもありますよね?ないのかな。
会社帰りのオサムと下北沢で合流。夕方からライブのリハ+本番なので、ベースを運んでやる。バンドをしてたときの感触と、それはもういらないと判断した事実とが、哀愁を漂わせてココロの中を交錯する。そうだ、以前のおれはバンドで食っていきたかったのだ。そのわりに、実力はまったくなかった。いまから考えたら、『ない』ことを逆手に取ってもっと遊べばよかったと思う今日この頃である。嫌いなバーで泥のような演奏を繰り返したり、合わない教授がメシを食ってる横で「先生の輝かしい将来を占い、かつ弾き語ってみましょうか」とか言ってみたりして。
夜は旅の友人と再会した。よいちは2001年の夏だったかな?アンコールワットで会った。アヤヲは、なんかくされ縁だなぁ。前職が近いこともあって、旅の話以外もいろいろ話したことが多い。ぐびぐび飲んだ。スペインで愛飲していたサングリアがあったのだ。サングリアって?という方のために今日もネットで調べておきました。分かりやすく言うとワインカクテルですな。
●google検索「サングリア 作り方」
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%83T%83%93%83O%83%8A%83A%81@%8D%EC%82%E8%95%FB&lr=
まったく!どいつもこいつも貧弱な。スペインを旅行中に出会った「これがサングリアじゃぁ!」というレシピを紹介しよう。スペイン南部を代表するリゾート地コスタ・デル・ソルエリアのフエンヒローラのバルで伝授されたもの。アントニオよ、あんたのサングリアを広めるときがやってきたぞ!
でっかい容器を用意する→砂糖を大さじで何度か入れる→氷を遠慮なくどばどばと入れる(多分これがポイントだろう)→容器の3〜4割までジン・ウォッカ・バーボン・安ウイスキーなどで埋める。最低でも三種類はぶちこめ→赤ワインを投入。8〜9割埋めろ!→サイコロサイズにカットしておいたオレンジ・缶詰のピーチなどを、入っていたらうれしいだけ入れてよくまぜる→ここで忘れてはならないことはマスカットを入れることだ!→シナモンなどのスパイスを投入→できればよさげな炭酸を、なければスプライトやファンタを満タンまで注ぐ→飲む時にオレンジは潰す
入っているとよいフルーツやスパイスは上記検索結果のホームページを参考に。これが揚げ物と合うんだわ。
日本のサングリアを貧弱扱いしたわりには酔っぱらっちまった〜、よいち頼む泊めてくれぇ!!!ということで、三茶へ。オサムはおれが外泊したので、さぞかしぐっすり眠れただろう。ちっ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
ひなた (2005-01-14 11:35)

サングリアって旨そうやん!チャレンジ気分です 

オサム (2005-01-15 04:00)

ププ!

uracci (2005-01-20 04:35)

ひなたはん>ぜひぜひ。ただ、日本の飲み屋で置いてあるのはたいてい1リキュール+ワインです。今度行ったらハイパー現地仕様つくりましょう。<br>オサム>はいはい、うろたえてなかったうろたえてなかった。そーだ、そーに違いない。